古谷 武士
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/19 15:50 UTC 版)
「満開! Sister」の記事における「古谷 武士」の解説
本作の主人公。17歳の高校2年生で、男女共学の高校に通う。古き良き日本男児に憧れ、名前の通り武士道を重んじており、学校では剣道部に所属している。趣味は和物コレクションで、クリスマスなどの洋風文化においても和風にアレンジすることを好む。鎧兜の類いが好きで、大学に合格した暁には鎧兜で入学式に出席することを考えるなど、常軌を逸するほど強く武士道に傾倒しており、所謂「中二病」の類いである。幼い頃に母親を亡くし、父親の剛に男手一つで育ててもらったため、剛には強い尊敬の念を抱いている。その剛が突如として再婚したため、いきなり義母(椿)・義姉(カンナ)・義妹(さくら)が出来る。3人はスキンシップ過多で、特に義姉のカンナは性的な誘惑にも似たスキンシップを求めてくるため、日々困惑した生活を送ることに。クラスメイトのサツキのことが気になっている。武士道マニアの割には意外と歴史の成績が悪く、侍が登場する箇所では試験で満点を取れるが、侍が登場しない箇所ではやる気が起きないため、赤点と両極端である。また、「時代劇には出てこない」という理由から、英語には興味が無く、壊滅的な成績であるが、さくらからサンタクロース宛の手紙を英訳してほしいと依頼された時にはスラスラと英訳していることから、最低限の英語力はある模様。侍は防具を着けて斬り合うことはないという考えから、防具を着けることには否定的で、そのことで顧問や主将たちからは問題部員として扱われていて試合には出して貰えず、部への出入りを禁止されることも少なくない。進路は大学進学を志望しており、侍サークルと剣道部があれば大学や学部・学科は拘らない。本来ならカンナから離れたいため、カンナの在籍する大学以外を探していたが、希望するサークルの有無など、自分の希望する条件が全て揃っていることから最終的にカンナと同じ大学を志望校にすることになる。カンナに勉強を教えてもらったことで成績が飛躍的に上昇し、大学受験では現役合格を果たす。長らく男所帯だったことで女性に対する免疫が無い為、女性に対しては過剰に意識してしまい、湯でバスタオルが肌に密着した姿など、色っぽい姿を見ると卒倒する他、大人の女性と手を繋ぐことさえ躊躇うほど。
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