原住民語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 04:47 UTC 版)
諸島には100を超える現地の言語が広がっている。 バヌアツは、1人あたりの言語的な密度が世界で最も高い。現在、1つの原住民語に対して平均して1,760人ほどの話者がいることになり、歴史的には最低565人を経験した。パプアニューギニアのみが近付いている。一部の言語は非常に危機に瀕していて、一握りの話者しかおらず、実際にいくつかの言語が絶滅(英語版)している。しかし、一般的には、ほとんどの原住民語に話者が少ないにも関わらず、特に絶滅の危機に瀕しているとは見なされていない。
※この「原住民語」の解説は、「バヌアツの言語」の解説の一部です。
「原住民語」を含む「バヌアツの言語」の記事については、「バヌアツの言語」の概要を参照ください。
原住民語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/06 16:27 UTC 版)
60を超える原住民語が南スーダンで話されている。原住民語のほとんどがナイル・サハラ語族に分類され、総称して、ナイル・サハラ語族の語派の2つ(東スーダン語派(英語版)と中央スーダン語派(英語版))を表す。残りは、ニジェール・コンゴ語族のウバンギ諸語(英語版)に属して、南西部で話されている。 南スーダンにおける多くの原住民語について、入手できる最近の統計のほとんどが1980年代にさかのぼる。その頃から、独立戦争で多くの市民が亡くなり、スーダンに、またはスーダンを越えて大規模な難民移動がもたらされた。19世紀から20世紀にかけて、ヨーロッパ勢力によって植民地の境界が制定されたことで、南スーダンの原住民語の一部が近隣国で話され、場合によっては南スーダンより話者が多い。例えば、ザンデ語は近隣のコンゴ民主共和国で2倍の話者がいると推定され、バンダ語は南スーダンより中央アフリカ共和国の方が話者が多い可能性がある。 南スーダンで最も話者が多いのは、ヌエル語であり、1982年に、74万人に話されていた。en:Abstand and ausbau languagesまたは方言連続体であるディンカ語は1986年に140万人の話者がいたとされる。この2言語は互いに密接に関連し合っている。バリ語は2000年に42万人、ザンデ語は1982年に35万人、話者がいた。ウバンギ諸語において、入手できる数字により、ザンデ語が南スーダンでかなりの数の話者がいる唯一の言語であることが示されている.。 2005年の暫定憲法Part 1, Chapter 1, No. 6 (1) において、「南スーダンにおける全ての原住民語は国語であり尊重され、発展され、推進されるべきとする」と宣言された。 2011年の新たな南スーダン共和国の暫定憲法では、Part 1, Chapter 1, No. 6 (1) において「南スーダンにおける全ての原住民語は国語であり尊重され、発展され、推進されるべきとする」、Part 1, Chapter 1, No. 6 (2)において、「英語は全ての教育水準における指導言語および南スーダン共和国の公式な作業言語とする」と宣言された。
※この「原住民語」の解説は、「南スーダンの言語」の解説の一部です。
「原住民語」を含む「南スーダンの言語」の記事については、「南スーダンの言語」の概要を参照ください。
- 原住民語のページへのリンク