北綾瀬支線用車両とは? わかりやすく解説

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北綾瀬支線用車両

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 00:52 UTC 版)

営団5000系電車」の記事における「北綾瀬支線用車両」の解説

長らく千代田線北綾瀬支線用として使用されてきたスキンステンレス車両3両編成2本)は、車体老朽化や同線の新CS-ATC化を控えた1999年度車両置き換え実施された。 これは同年度に東西線05系8次車05N系)を投入し余剰となったアルミ10両編成1本のうち、5800形 - 5200形 - 5000形の6両を捻出した。これを深川工場において千代田線用転籍改造実施し、6両とも1999年平成11年10月中旬甲種車両輸送綾瀬検車区まで輸送した。 なお、余剰となったアルミ車4両と旧北綾瀬支線車両6両は廃車となった。この時にアルミ車は鉄屑価格の高騰から営団地下鉄では特に何もせずに解体され売却された。 転籍に際して機能停止していた5951号・5152号は運転台設備復活させたほか、5000形撤去していたパンタグラフ復活させ、合わせて5200形とともにシングルアーム式パンタグラフ設置した運転台千代田線用合わせた設備とされ、同線用の新CS-ATC装置搭載した制御車冷房電源20 kVA静止形インバータ (SIV) へと交換された。これらの編成東西線時代1992年平成4年6月冷房化添加励磁制御化車体更新工事B修工事)を施工していた。 その後千代田線北綾瀬支線ワンマン運転化を控えた時期に、ワンマン対応改造実施された。 保安装置には自動運転機能を持つATO装置搭載し運転台では防護無線機能誘導無線装置搭載出発監視装置車上モニタ装置)、ドア開閉スイッチ前灯点滅制御器などが新設された。 このほか、乗務員室と客室仕切扉に電磁鎖錠機能追加客室の非常通報装置乗務員相互通話可能な対話式へと変更した。さらに車体側面ホーム監視カメラ搭載し誤動作を防ぐためにホーム側の側窓を固定式改造したその後北綾瀬支線2002年平成14年3月23日からワンマン運転開始した。 このワンマン運転に対応させたアルミ車2編成(5951編成・5952編成)は、6000系1次試作車6000- (ハイフン)車)とともに2014年平成26年現在に至るまで北綾瀬支線において運用されていたが、製造から47年経過していることから、2014年4月28日から運用開始した北綾瀬支線用に改造され05系置き換えられ同年5月30日以って引退した営業運転終了後『タモリ倶楽部』収録で5951Fが2往復運転された。

※この「北綾瀬支線用車両」の解説は、「営団5000系電車」の解説の一部です。
「北綾瀬支線用車両」を含む「営団5000系電車」の記事については、「営団5000系電車」の概要を参照ください。

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