北米(カナダ西部)説
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 15:59 UTC 版)
フランス人東洋学者ジョセフ・ド・ギーニュ Joseph de Guignes (1721–1800) は1761年、『梁書』に書かれた距離から扶桑は太平洋の対岸だと考え、文身国は蝦夷地(北海道、千島列島、樺太)、大漢国はカムチャッカ、扶桑はカリフォルニアだとした。それを受け、18世紀のいくつかの地図では、カリフォルニアの北方、現在のブリティッシュコロンビア州(カナダ西海岸)あたりに扶桑と書かれている。 1753年フランスの地図。Fou‐sang と書かれている。 1792年フランスの地図。Fousang と書かれている。
※この「北米(カナダ西部)説」の解説は、「扶桑」の解説の一部です。
「北米(カナダ西部)説」を含む「扶桑」の記事については、「扶桑」の概要を参照ください。
- 北米説のページへのリンク