北欧神話ゲルマン神話におけるファフニールとは? わかりやすく解説

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北欧神話・ゲルマン神話におけるファフニール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/16 09:11 UTC 版)

ファフニール」の記事における「北欧神話・ゲルマン神話におけるファフニール」の解説

話の細部物語『エッダ』・『ヴォルスンガ・サガ』・『ファーヴニルの歌』等)によって異なるが、あらすじ以下の通りである。 ファフニールはフレイズマルの長男であり、オッテル(次男)とレギン三男)という弟がいた。神であるロキ・オーディン・ヘーニルが旅をしているとき、河でカワウソ変身していたオッテルをしとめた神々はそれを知らずにフレイズマルにその日の宿を求めた。フレイズマルに指示されファフニールレギン神々捕らえ賠償金要求する神々はオッテルの皮の内側と外側埋め尽くす量の黄金もしくは赤い黄金)を支払うことで合意するオーディンヘーニル人質として残されロキドワーフアンドヴァリから黄金黄金生み出す指輪もしくは腕輪)を奪う。その際に、アンドヴァリ指輪持ち主永遠の不幸をもたらす呪いをかけるもしくは最初から指輪そのような性質のものであった)。 指輪黄金とともに皮に入れられてフレイズマルに渡された。そして黄金に欲を出したファフニールはフレイズマルを殺害するファフニール黄金を弟と分け合うことを拒み黄金とともにグニタヘイズ(Gnitaheidr)へ逃亡黄金を守るために毒を吐くワーム変身するもしくは指輪呪いによってワイアームになってしまう)。 レギンその後デンマークの王ヒャルプレク王のもとで鍛冶師として働き、ヒャルプレク王からフラグランドの王シグムント遺子シグルズ養育任される。そしてシグルズ過去のことを話しファフニールを殺すように頼む。鍛冶屋であったレギン古エッダでは竜を倒すためにと言いグラムシグルズ渡しヴォルスンガ・サガでは何度か剣を作ろうとするもののシグルズはその出来満足せずシグルズは母からシグムント遺産である折れた剣受け取りそれをレギン鍛えなおして与えた以後その剣がグラム呼ばれるシグルズグラムファフニールを殺す。死に際ファフニールシグルズ問いかけ答え自身の持つ腕輪黄金死に至る呪いかかっているため、持っていくなと忠告をしたがシグルズはそれを聞き入れることはなかった。その後レギン自身にも責任はあるがそれでも兄を殺したシグルズ非難する。そしてレギンファフニール心臓炙って食べさせてくれと頼んだ古エッダではレギンが、ヴォルスンガサガではシグルズリジル(リジン)という剣でファーヴニル心臓切り出しシグルズレギン指示に従って心臓を火で焙ったが、その際にやけどを負い、指をなめてドラゴンの血もなめてしまった。そしてドラゴンの血の力によってシグルズ全ての言語理解する力を得る鳴き声からレギン自分殺されようとしていることを知ったシグルズレギン殺し黄金手に入れる。また、その心臓を口にしたシグルズグズルーン余人より遥かに賢くなったと言う

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