北欧神話中盤「バルドル殺害後」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 22:52 UTC 版)
「ロキ」の記事における「北欧神話中盤「バルドル殺害後」」の解説
ヘズをそそのかしてバルドルを殺させ、また老婆セック(ソック)に変身してバルドルが甦らないように仕向けた(『ギュルヴィたぶらかし』)。神々の宴に乱入し、そのことを明かすとともに、集まっている神々の過去の罪や恥辱を一人ずつ暴きたて巧みに罵倒する(『ロキの口論』)。のちに神々に捕らえられ、巨大な岩に息子ナリの腸で縛られて洞穴に幽閉される。そこは蛇の毒液が滴り落ちる場所で、いつもは妻のシギュンが器を持ってそれを防いでいる。しかし、その器がいっぱいになり彼女が捨てに走るとき、一瞬だけ頭に毒液があたり彼は苦痛のあまり大声で叫び身を捩るという。その影響で地上に起きるのが地震であるとされる(ロキの捕縛)。
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