北朝鮮による拉致未遂事件とは? わかりやすく解説

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北朝鮮による拉致未遂事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/31 09:34 UTC 版)

白建宇」の記事における「北朝鮮による拉致未遂事件」の解説

1976年3月画家李應邸で行われた白の結婚式媒酌人として、パク・インギョン夫妻参列したのをきっかけ夫人同士親しくなる1977年パク夫人が白夫妻スイス富豪家族のための演奏会への参加要請する7月29日パク夫人と白一家夫妻生後5ヶ月の娘)がパリ出発しチューリッヒ到着する富豪秘書名乗る女性スケジュール変更告げられ共産国家であったユーゴスラビア航空機富豪休暇中だというザグレブ韓国政府許可得ずに向かう。 到着先で、白夫妻スイス富豪休暇先とされた場所が東洋人民家であったことや、応待した者が拙い英語を話したことなどから北朝鮮陰謀感じ取り待たせていたタクシー米国領事館急行し米国永住者であることを明らかにして保護求めホテルで1泊した翌日パリへ脱出した。そのホテルにも工作員訪れて接触図っている。 夫妻に対しては、反共法違反立件後の12月29日起訴中止処分同時に押収金品国庫帰属決定下され1978年1月6日付け国庫帰属された。ただし、この措置通達されず、韓国外交部知ったのは1978年11月9日である。 1978年1月出頭要請逃れ潜伏していた夫妻自宅戻ったのを知った駐仏韓国大使館再度出頭要請を行うも拒否される2月6日大使館外交部パク夫人対象とする「反国家行為者発生報告」を行う。前年12月31日に「反国家行為者処罰に関する特別措置法」が制定されていたが、制定前事件であるため外交部適用対象ではないと判断したその後韓国入国のまま1989年死亡パク夫人入国許され2007年5月には大田市李應美術館開いた

※この「北朝鮮による拉致未遂事件」の解説は、「白建宇」の解説の一部です。
「北朝鮮による拉致未遂事件」を含む「白建宇」の記事については、「白建宇」の概要を参照ください。

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