剛腕鬼と弟分
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 14:38 UTC 版)
「おきらく忍伝ハンゾー」の記事における「剛腕鬼と弟分」の解説
剛腕鬼 元帝国忍者。言葉遣いは丁寧だが、作中でも特に問題の多い人物。ずば抜けて強靭な肉体とずば抜けて小さい脳みそを持つ。通販で体を鍛える武留悪化を頼み、肉体を強化するのが趣味。その一方で頭の悪さを自覚しており、克服のために公文式にも精を出すなど間違いなく努力の天才だが、その頭が悪さ故に唯一公文式だけは空振りしている。「ハンゾーの力は象の半分だけ」と思っているらしい(ハンゾー→半象ということである)。もはや人間の範疇を完全に超えた堅牢な肉体のおかげでお仕置きが通用しないため、帝国忍者の中では大納言を恐れることなくツッコミを入れることができる唯一の人物であるが、その無茶苦茶ぶりは大納言からも煙たがられている(後述の牢屋行きもこれが原因であり、大納言当人も明言している)。 2年前に入れられた象でも壊れないオリを通販の武留悪化(ぶるわーかー)で体を鍛えてオリを破って脱走し、象比20倍(その後3000倍)のパワーを身に付ける。ハンゾーたちとの戦闘では自身の技と体格差を利用したハンゾーに敗北。どんなお仕置きも通じないことと大納言が二度と会いたくないと思った為、頑丈なオリに閉じ込めて宇宙に追放された(この時、部下に「もっと性質が悪くなって戻ってくるのでは?」と予想された大納言は「…言うなよ」とかなり不安げに返した)。 追放後の宇宙空間で愚零と脳素と出会い、彼らと共に(先述の予想通り)地球に帰還。一度目よりもさらに脳が極限までコンパクトになり、復讐相手のハンゾー達を忘れていたため、脳(カエルの糞)を補給するという荒技に出るようにもなった。ハンゾーたちとの再戦ではボラン坊のヌルヌルで滑って再び宇宙に追放されてしまう。なお、大納言は剛腕鬼に会いたくなかった為、アマクサの許に行っており、お仕置きは何もしていないタヌマに行った。 R弐巻において再び地球に帰還、追放先の火星人すべてを弟分とし大軍団を率いてやって来た。 愚零 宇宙へと追放された剛腕鬼が出会った宇宙人。極めて科学の発達した星で生まれ育った為、頭が悪く貧弱だったが(力仕事も物を考えるのも全部機械がやるため)、これでは良くないことに気付いて解決策を求めて脳素と共に宇宙を流離い、その最中に剛腕鬼と出会い鋼の肉体を手に入れた。頭はアホのまま。敵の体内に入り込む技を持つ。本編ではタイゲンの腹の肉に閉じ込められたせいでただ一人取り残されるが、『R』にて地球に戻ってきた剛腕鬼達と合流した。 脳素 宇宙へと追放された剛腕鬼が出会った宇宙人。愚零と同様、極めて科学の発達した星で生まれ育った為、頭が悪く貧弱だったが(力仕事も物を考えるのも全部機械がやるため)、これでは良くないことに気付いて解決策を求めて彼と共に宇宙を流離い、その最中に剛腕鬼と出会い鋼の肉体を手に入れた。頭はアホのまま。尻に「脳素ろけっと」というノズルを直結しており、これを用いて空を飛ぶ事ができる。 北島&西島 再度宇宙へと追放された剛腕鬼が火星で出会った火星人達。愚零や脳素と同じく剛腕鬼の弟分となり、鋼の肉体を手に入れた。3度目の剛腕鬼襲来に際し、火星軍団の第一軍斥候隊としてハンゾー達の前に立ちふさがった。 アミ(火星高次元精神生命体) 再度宇宙へと追放された剛腕鬼が火星で出会った精神生命体。火星の頂点に立つ高貴な存在であるが、彼もまた剛腕鬼の弟分となる。長い名前を嫌った剛腕鬼に「アミ」と命名された(網に似ていた為)。3度目の剛腕鬼襲来に際し、無限に伸びる体を利用し火星軍団を地球へと誘おうとした。元ネタは萩尾望都の『スター・レッド』に登場する火星の高次元意識体『アミ』[要出典]。
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