剛腕怪地底獣 ゴメノス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 11:53 UTC 版)
「ウルトラマンガイアの登場怪獣」の記事における「剛腕怪地底獣 ゴメノス」の解説
第23話「我夢追放!」に登場。 秩父山中に生息していた怪獣。XIGによって怪獣の闘争本能を抑制させる実験として怪獣を操作する装置(パーセル)の試作品を打ち込まれる。そしてパーセルを開発した科学者の稲森京子が自ら操ろうとするが装置が不完全であったため暴走し、自らパーセルを外して口からの火球で彼女を殺害する。背中や頭部をはじめとした鎧のような表皮は地球上のどの物体よりも硬く、ダイヤモンドの1000倍の硬さを持ち、あらゆる攻撃を跳ね返す。怪力と体当たり攻撃、さらに高熱化させた両腕で締め上げるなどしてガイアを苦しめる。怒りに燃えるガイアのフォトンエッジで倒される。 スーツアクター:三宅敏夫 初稿は全く異なるデザインであったが、監督の北浦とはなしてずんぐりむっくりとなったものが決定稿となった。 第23話の監督を務めた北浦嗣巳はゴメノスに悪意はなく、怒りを抑えきれず破壊するのだとしており、悪い怪獣ではないゴメノスを殺す展開にはしたくなかったが、前後の回で最後に怪獣を爆発させる回が少なかったことから、派手に爆発せざるを得なかったとしている。北浦によれば、ストーリーの展開上とはいえ「ウルトラマンが怒りに任せて怪獣を倒すことは果たして良いのか」という不安もあったという。北浦はこの件を受けて、同じく自身が監督を務めた第24話では、脚本を担当した長谷川圭一に「アグルは怪獣を倒すが、ガイアは怪獣を倒さずに生かす展開にしよう」という考えを提案したことを明かしている。
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