初代 NCP3#型(2000年 - 2005年)
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「トヨタ・bB」の記事における「初代 NCP3#型(2000年 - 2005年)」の解説
シンプルかつ実用的なデザインでユーザーが手を加えやすいデザインとし、当時マイナーであった日本のカスタマイズ文化が一般に定着されることを前提にして開発されたため、2000年1月7日の幕張メッセで開催された東京オートサロンで、当時として異例の先行発表としてbB専用ブースを設けノーマルカーを一切置かずカスタムカーのみで初お披露目された。それらはトヨタのカスタマイズ部門モデリスタのストリート・ビレットとディーラーオプション装着車のキャルルックとSUPER V セレクションの3台と共にトヨタが選抜した当時人気のあったアフターマーケット・メーカー8社のダムド、Gスクエア、ヴァルド、データシステム、ゼノン、ジアラ、ラッキースター、ケンスタイルからオリジナルエアロパーツを身にまとったドレスアップ/コンプリートカーの合計11台のbBが展示された。なお、アフターマーケット・メーカー8社のエアロパーツ共々、日本全国のネッツ店で購入し装着する事が出来た。 初代ヴィッツシリーズのファンカーゴとプラットフォームを共有し、エンジンは1,300ccと1,500ccの2種類が設定された。スタイルは箱型のアメリカンなもので、20歳代の男性をターゲットにした車種だが、箱型のボディ形状からなる広い室内や車体前後の見切りのよさなどもあって、幅広い層のドライバーから人気を得て、初期受注は計画の6.5倍の32,500台となった。 なお開発にあたってはベースの初代ヴィッツ、ファンカーゴが存在していたこともあり、時代を先取りしたバーチャル・リアリティ(仮想的現実)を用いた試作車のいらない「フルデジタル設計」で製作されている。 TRDからコンプリートカー・「TRDターボ」が発売されていた。また、TRDで研修を修了した各ディーラーのメカニックが「TRDターボ」と同じ製品のターボキットを取り付けるチューニングプランも存在した。
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