分類問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 03:25 UTC 版)
ボウアンドアローチョークを送襟絞に分類するか、片手絞に分類するかで柔道界で混乱が生じている。 上述のように試合での決技も送襟絞になったり、片手絞になったりしている。書籍『柔道絞め技入門』(柏崎克彦、小室宏二著)では送襟絞の一種だとして、初版では表紙カバーに柏崎克彦がこの技で受け役を絞める画像が掲載されている。Webサイト「柔道チャンネル」ではこの技は片手絞の一種だとして、イラストも掲載されている。この技は2010年代の柔道では最頻発の絞技だが「IJFレフェリング・アンド・コーチング・セミナー2018」でプレゼンテーションされた2016年2017年一本決技頻度トップ10に入った絞技は両年とも送襟絞のみだった。柏崎克彦はJスポーツのIJFワールド柔道ツアー2018のテレビ解説で、この技は講道館としては送襟絞と呼んで欲しがっているが国際的には片手絞で通っている、と述べた。しかし、上述のように講道館特別後援の講道館杯でこの技を片手絞と発表している。 雑誌『近代柔道』は2019年2月号ではボーアンドアローチョークを「片手絞め」と称して複数ページにわたって技術特集している。一方、2019年4月号では上述のようにグランドスラム・デュッセルドルフ2019での丸山城志郎がこの技で勝った際の決技を「送襟絞」と報じている。
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分類問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/21 07:28 UTC 版)
古代南アラビア語の4つの主要言語は、サバ語、ミナ語、カタバン語 、ハドラマウト語である。当初、この4つの言語はすべて単一の古代南アラビア語の諸方言であると考えられていたが、これらは実際には独立の言語をなしていたことを20世紀なかばに Beeston が証明した。今日では古代南アラビア語の4つの主要言語は独立とみなすことが受けいれられているが、これらはいくつかの形態論的な革新を共有しており、明らかに言語学的に密接に関係し共通の祖先から派生している。4つの言語すべてに保持されている特徴でもっとも重要なもののひとつは接尾定冠詞 -(h)n である。しかしながらこれらの言語間には重大な差異も存在する。 古代南アラビア語は元来は(部分的には地理にもとづいて)アラビア語、現代南アラビア語、エチオピア・セム語群と並んで南セム語に分類されていたが、近年ではこれをアラビア語、ウガリト語、アラム語、カナン諸語/ヘブライ語と並んで中央セム語群に入れ、現代南アラビア語とエチオピア語をべつの語群に残す、新たな分類法が用いられるようになった。この新たな分類法がもとづいているのは、アラビア語、古代南アラビア語ならびに北西セム語(ウガリト語、アラム語、カナン諸語)が、未完了形が *yVqtVl-u の形をとる(他のグループでは *yVqattVl)という、動詞体系における革新を共有しているという事実である。Nebes は少なくともサバ語は yVqtVl の形の未完了形をもっていたことを示している。
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