分類型I(品種選択型)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/04/29 15:37 UTC 版)
葉菜類(例:キャベツ、ホウレンソウ、ネギ)や根菜類(例:ダイコン、ニンジン)の多く、一部のマメ類(例:エンドウ、ソラマメ)がこの分類型に属する。 これら品目の多くは温度適応性の幅が広い(すなわち、日本国内の栽培条件下では温度が原因で枯死することはない)が、温度や日長によっては花芽分化を起こす。花芽の分化や発達は、葉や根を主な食用部位とするキャベツやダイコン生産から見ると、花ができたものは全く商品価値がないので経済栽培が可能かどうかという重要な素になる。そこで、例えばキャベツの場合、花芽分化の原因である低温に感応する苗の大きさは品種によって大きな差があり、低温期を経過する場合は花芽分化しにくい品種を選ぶ。 品種選択型の野菜は、基本形を播種期の季節区分によって以下のように分類する。 春まき栽培 夏まき栽培 秋まき栽培 冬まき栽培
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