分村合併運動とは? わかりやすく解説

分村合併運動(2003-2004)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/13 11:10 UTC 版)

美杉町太郎生」の記事における「分村合併運動(2003-2004)」の解説

太郎生地区は北に接す名張市生活圏同じくしていたため、美杉村津市などとの合併目指し津地区合併協議会加盟すると、「太郎生明日考える会」が名張市との合併目指し署名運動開始2003年平成15年5月当時太郎生地区16歳上の住民の8割程度相当する896分の署名集め6月9日村長村議会議長提出した美杉村議会6月16日分村請願賛成2、反対9で不採択とした。これに対し考える会のメンバー分村合併を行うように指導求めて7月28日三重県知事宛に要望書提出8月12日には津地区合併協議会合併対象から太郎生地区除外することを求め要望書提出した10月17日市町村合併係る太郎生地区懇談会開催し、約200人が詰めかけ深夜まで議論続いた。この時村側は「美一つ」を掲げ対話姿勢を示さなかったため、名張市との合併を望む住民怒りあらわにした。 2004年平成16年3月18日考える会は名張市との合併協議会設置求め請求書村長提出同時に考える会を支援する名張市側の「明日郷土考える会」も名張市長へ太郎生地区との合併求め提言書を提出した4月20日元三県議会議員らが発起人となって太郎生との合併を推める名張市民の会」を設立4月23日には考える会が太郎生地区名張市合併協議会設立求め、1,722人分の署名添えて直接請求行った一方太郎生地区には子供従来通り杉中学校通わせたいと願う保護者らを中心に名張市との合併反対する住民もおり、5月26日村長村議会議長名張市合併をしないよう要望書提出したこの間村長指示職員直接請求署名参加した村議会議員宅を訪問し撤回するよう求めていたことが発覚している。 直接請求受けて名張市長の亀井利克法定合併協議会設置市議会付議することを6月2日美杉村長の結城敏に回答し事実上美杉村議会判断名張市議会追認する姿勢示した。そして6月21日美杉村議会名張市との合併求めた直接請求賛成5、反対6という僅差否決し、翌6月22日名張市議会合併協議会設置案を賛成8、反対11否決した名張市との合併目指す住民ら(考える会とは別)は、あらかじめ議会否決され時に備えて合併可否を問う住民投票条例制定向けた直接請求準備進めており、8月16日242分の署名添えて直接請求行った。この請求9月14日村議会付議され、賛成5、反対6で否決された。こうして11月8日津地区合併協議会合併協定書の調印が行われ、2006年平成18年1月1日新し津市発足した

※この「分村合併運動(2003-2004)」の解説は、「美杉町太郎生」の解説の一部です。
「分村合併運動(2003-2004)」を含む「美杉町太郎生」の記事については、「美杉町太郎生」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「分村合併運動」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「分村合併運動」の関連用語

分村合併運動のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



分村合併運動のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの美杉町太郎生 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS