冷凍怪獣 マーゴドン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 02:52 UTC 版)
「ウルトラマン80の登場怪獣」の記事における「冷凍怪獣 マーゴドン」の解説
第50話「あっ!キリンも象も氷になった!!」に登場。 暖かな惑星全体のエネルギーを吸収して死の星に変えるという恐ろしい宇宙怪獣。外見は白毛のマンモスを彷彿させ、地球を狙う以前にも熱のある惑星に侵入して熱エネルギーを奪い取り、氷漬けにしてきた。最大の武器は全身から噴射する超低温の冷凍液(冷凍ガス)で、九州の南原市を氷漬けにする。鼻からは冷凍ガスを放つ。また、地上を滑走して氷漬けにしたビルへ体当たり攻撃を行う。基本的に熱攻撃は通用せず、UGMのミサイル攻撃を受けた際に発生した火花をも吸収するが、その身体は低温のために脆く、物理的な衝撃が弱点である。最後はUGMによる冷凍液で凍らされ、そこに巨大鉄球(ジャイアントボール)を受けて四散し、80の力を借りることなく初めてUGMの力だけで倒される。凍結された南原市も、マーゴドンが倒された直後に元へ戻った。 当初、マーゴドンが登場する最終回は前後編が予定されており、検討稿ではマーゴドンのデザインも氷塊のような全身で、マンモスではなくサイのような角を生やした凶悪怪獣としてデザインされていた。物語が現行の形に改められる際、改めてデザインもやり直されたという。デザイン画や造形時では顔が完全に露出していた。別途で腹部の冷気の噴出口のディテールが描き加えられた造形指示書が描かれた。また、当初のシナリオではマーゴドンの冷気に遭うのは南太平洋やアフリカであり、サブタイトルは後者で暮らす動物たちのことであったが、予算の都合でセットが組めなくなったため、舞台を南原市として動物園を氷漬けにするということで切り抜けたという。 造形はモンスターズ(若狭新一)が担当。
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