円形広場・ヨーヨー広場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 16:40 UTC 版)
「グランモール公園」の記事における「円形広場・ヨーヨー広場」の解説
さくら通りに面する公園の最南部には階段状の「円形広場」があり、週末を中心に大道芸などのイベントスペースとなっている(後節参照)。また、円形広場のすぐ隣の横浜ランドマークタワー側には国の重要文化財にも指定されている「ドックヤードガーデン」(旧横浜船渠第2号ドック跡)がある。 円形広場より階段を上ると、ランドマークプラザ(25街区)およびクイーンズスクエア横浜(24街区)の中間地点に当たる「ヨーヨー広場」となるが、最上壽之による高さ約17メートルの巨大ステンレス製彫刻「モクモク・ワクワク・ヨコハマ・ヨーヨー」(1994年完成)が置かれていることから、この名称で呼ばれる(彫刻の設置場所では前述のようにクイーン軸と交差している)。なお、巨大彫刻の設置にはビル風の抑制という目的もある。 この他、ヨーヨー広場の真下に当たる当公園1階部分にはギャラリーや休憩所などが設置されている「クロス・パティオ」がある。さらに災害等の非常時における飲料水の確保を目的として、ヨーヨー広場の地下には容量約1,000トンの耐震型循環式地下貯水槽が設けられている(みなとみらい地区全体では約4,500トンとなる)。 ヨーヨー広場から美術の広場方面へは連絡橋(グランモール橋)によってけやき通り頭上を通過し、途絶えることなく連続的に歩行者専用通路(歩行者動線)が整備されている。 再整備の実施状況 ヨーヨー広場から美術の広場手前の連絡橋までは後節の再整備事業の第二期区間として、2016年(平成28年)5月〜2017年(平成29年)1月までリニューアル工事(エリアテーマは「船」)を実施し、船のウッドデッキをイメージしたベンチや壁泉の新設、照明器具の更新、舗装の再整備(他のエリアと同様に波紋パターンの舗装)などが行われている。この他、2016年(平成28年)度の後期には連絡橋の耐震補強工事も実施されている。 2017年(平成29年)度の後期には再整備事業の第三期区間として、円形広場などのリニューアル工事を実施する予定であったが、2018年7月時点で同広場のリニューアルは実施されていない。 設備ギャラリー ヨーヨー広場の最南部に位置する壁泉、左右脇には円形広場に通じる階段がある(2017年4月28日)※緑化フェア開催期間中 船のウッドデッキをモチーフにしたベンチ(2017年4月28日) 同タイプのベンチが木を囲むように設置されている(2017年4月28日) エリアギャラリー ステンレス製彫刻「モクモク・ワクワク・ヨコハマ・ヨーヨー」(2011年12月15日) ドックヤードガーデン(2011年12月15日) 連絡橋手前のエリアには両脇にベンチを設置(2017年4月28日) 横浜美術館手前の連絡橋よりヨーヨー広場方面を見る(2017年4月28日)
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