円形神殿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/05 08:53 UTC 版)
「エングリッシャーガルテン」の記事における「円形神殿」の解説
木製のアポロ神殿(現在の Steinerne Bank)が撤去されると、その近くにシュケルが元々構想していた丘の上の神殿を建設することになった。それが石でできた高さ16mほどの円形神殿(モノプテロス)であり、設計はレオ・フォン・クレンツェが行った。1832年、レジデンツ(王宮)の改修で余った石材を使って15mの土台の上に建設が始まり、周囲を丘に造園し始めた。丘と神殿は1836年に完成。10本のイオニア式の柱で銅板で葺かれたドームを支えている。この円形神殿の特徴は石に多彩色の壁画が描かれている点で、クレンツェの当時の興味が反映されている。
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