内部調査官
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 17:50 UTC 版)
「フューチャーカード バディファイト」の記事における「内部調査官」の解説
祠堂 末六(しどう すえろく) 声 - 森訓久 祠堂の父で、バディカード管理庁内部調査官。口癖は「〜であるし」。息子を「マイサン」と呼び、息子からは「パパダディ」と呼ばれている。かなりの親バカであり、息子を一度も殴ったことが無いらしい。 バディポリスを監視下に置き、フューチャーフォース使用禁止命令を無視したタスクからバディポリスの資格を剥奪。その後、野針にバディポリスの指揮系統を握らせ、ステラには若年層の制服を強要するなど好き放題をしていたが、野針の悪事が露見したことで追及を受ける羽目になる。なお、彼もまた野針に利用されていただけであるらしく、彼がキョウヤと組んで悪事を働いていた事実やディザスターフォースの存在についてまでは知らなかった。 野針 誠一(のばり せいいち) 声 - 堂坂晃三 バディカード管理庁内部調査官で、末六の同僚。表向きには紳士に振舞うも、常に不遜な笑みを浮かべ、嫌味に満ちた口調で話し、実際は冷酷な切れ者かつ欲深い野心家。キョウヤと裏で通じており、タスクをディザスターに引き込むためにキョウヤによりバディポリスに派遣された。 末六を利用してコマンダーIに様々な圧力を掛けているが、タスクが自分たちの命令に従わないことも見越しており、それらの責任をコマンダーIに押し付けるべくあえて躍らせていた。そして、タスクが度重なってフューチャーフォースを無断使用した後、コマンダーIに代わって「コマンダーノバリン」を名乗り、バディポリスの指揮系統を牛耳る。顔に似合わずかなりのナルシストで、司令官となった後、自らの自室となった司令室には、大きな自画像や監視カメラ付きの銅像を飾っており、ステラからは「趣味が悪い」と評されている。 司令官の地位を手に入れてからは、それを利用してキョウヤに様々な協力を行い、富士採掘場(ディザスターパレスの場所)の監視映像の改竄、クリミナルファイターから回収したモンスターの横流し、通報記録の揉み消し、不正の融資の受け取りといった悪行を次々と行っていた。しかし、牙王とタスクの臥炎カップ決勝戦前日、自室に侵入したステラによってそれらの証拠データを入手されてしまい、コマンダーたちや轟鬼の扮したキャプテン・アンサーの活躍もあって、完全に追い詰められた野針はキョウヤに助けを求めるも、タスクを引き入れるために最初から利用されていた事実を告げられる形で見捨てられ、完全に破滅。最終的には警察に逮捕され、追及を受けることになった。 末六と共に、脚本家の會川昇によってタスクを追い落とす「大人のダメさの象徴」として作られたキャラクター。
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