内部輸送障壁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 01:56 UTC 版)
プラズマ内部において内側の熱を外側に少しずつ伝える温度勾配が一様ではなく、温度を伝えにくくなる層があることを日本の小出 芳彦博士が1994年(平成6年)に発表して反響を呼んだ。この事によりトカマク型の設計がかなり楽になり、この要素を盛り込んだ日本の改善提案がITERで採用され建設費が半分になったといわれている。この層は断熱層とも内部輸送障壁 (ITB) とも呼ばれている。
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