全車指定席化とその後の展開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 01:04 UTC 版)
「あずさ (列車)」の記事における「全車指定席化とその後の展開」の解説
2019年(平成31年/令和元年)3月16日:ダイヤ改正により、以下のように変更される。定期列車をE353系に統一し、全列車車体傾斜装置を使用で時分短縮(一部の臨時便は車体傾斜装置未搭載のE257系が担う予定)。「スーパーあずさ」の愛称廃止。 新たな着席サービス(全車指定席)が導入され、座席未指定券を発売開始。 「あずさ」の全列車が三鷹駅、塩山駅、山梨市駅、石和温泉駅を通過し、これまで全停車していた上諏訪駅を通過する定期列車が設定される。新宿駅-松本駅間の平均所要時間は上りで4分、下りで6分短縮されたものの、下諏訪駅などを含めて5駅で停車が2 - 12本減少。 これまで定期列車の「あずさ」の号数は1 - 2桁、「かいじ」の号数は3桁としていたがこれをやめ、それぞれ下り1号、上り2号からの愛称毎の通し番号とする。 車内販売を飲料・菓子類・つまみ類のみ販売に縮小する。 10月12日 - 10月27日:令和元年東日本台風(台風19号)による大雨の影響で、梁川駅 - 四方津駅間で土砂流入する被害を受け一部区間で運休となった影響で、「かいじ」・「富士回遊」と共に運休となる。 2020年(令和2年)3月14日:ダイヤ改正により、以下のように変更される。塩山駅、山梨市駅、石和温泉駅のあずさが停車を再開(朝夕2往復)。その他大月、韮崎、富士見、下諏訪、岡谷、塩尻についても停車駅増加。 1往復が千葉・新宿 - 大月間「富士回遊」と併結。これにより、3号が千葉発南小谷行から松本行に短縮され、代わりに新宿発の5号が南小谷行になる。 号数が「かいじ」を含めた通し番号となる。 4月27日:JR東日本が、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大の影響により、同年5月28日以降の「あずさ」・「かいじ」・「富士回遊」の全列車の指定席発売を見合わせることを発表。 2022年(令和4年)3月12日:ダイヤ改正により、以下のように変更される。下り19・43号、上り14・58号が甲府駅 - 松本駅間で運転を取りやめ、「かいじ」での運行とする。 上記列車の代替として下り17・21・41号、上り18・54号の途中停車駅を追加し、全列車が立川駅と上諏訪駅に停車する。 6・10号について1本後の「かいじ」と運転区間・途中停車駅を入れ替え、8・12号として運転する。 12号の運転区間が東京駅まで延長される。
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