全車速追従機能付きクルーズコントロール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 03:07 UTC 版)
「EyeSight」の記事における「全車速追従機能付きクルーズコントロール」の解説
前方を走行中の車両(二輪車も含む)を検知し、車間距離を保つよう車速を制御する。加減速制御は変速機にも介入し、必要であれば変速操作が自動的に行われる。したがって、下り坂であればエンジンブレーキも発生する。カーブを走行中、曲率によっては設定速度より減速する場合があるが、取扱説明書にも記載された仕様通りの挙動である。 上限速度 - 取扱説明書上では100 km/hまで設定可能(後述)。 下限速度 - 速度設定値の下限は40 km/hである。ただし40 km/h未満まで減速しても追従は継続しており、前走車が加速すれば再び設定速度を目指して加速する。 速度超過による解除 - ドライバーの操作で加速し140 km/h以上になった場合、クルーズコントロールは自動解除される。 速度低下による解除 - 前走車追従により、約2 km/hまで低下すると自動解除される(後述)。 車間距離設定 - 長・中・短の3段階で設定可能。実際の距離は、自車の走行速度にあわせて変動する。 運転者操作による解除 - 運転者がブレーキペダル操作、ATのレバー・パドル操作を行っても自動解除される。アクセル操作は解除対象ではなく、アクセルオフによって設定速度への調整が再開される。 システムによる自動解除 - アイサイト以外の安全装置に変化があった場合、解除となる場合がある。 最大減速度 - 前走車の減速時、状況に応じてブレーキも自動制御されるが、この時の最大減速度は約0.25 Gに制限され、制動が間に合わず追突する場合がある。 高速道路や自動車専用道路での使用が前提の機能である。
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全車速追従機能付きクルーズコントロール
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「EyeSight」の記事における「全車速追従機能付きクルーズコントロール」の解説
低速度側の動作域が0 km/h以上と拡大された。さらに、最大減速度が約0.4 Gに引き上げられ、前走車の急ブレーキに対応できる可能性が高まった。前述の動作域拡大による完全停止に加え、最大2分の停止保持機能が追加されたことで、渋滞下での高速道路における運転者の操作は大幅に減少した。なお電動サイドブレーキ採用車種については停止保持可能時間が更に延長されている。ver.2に限ったことではないが、メーカー側は高速道路・自動車専用道路以外ではクルーズコントロールを使用しないよう呼び掛けている。クルーズコントロールがセット可能となる条件に、シートベルト装着状況とドアクローズが追加された。
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