供給区域の拡大とは? わかりやすく解説

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供給区域の拡大

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/17 16:47 UTC 版)

徳島水力電気」の記事における「供給区域の拡大」の解説

徳島電灯吸収した1911年末の段階において、徳島水力電気電灯電力供給区域徳島市内とそれに隣接する加茂村大字田宮加茂名町斎津村、北に離れた撫養町、それに桜谷発電所のある宮浜村一部地域限られた。しかしその後1910年代通じて供給区域拡大続けていくことになる。 徳島撫養地区以外では、まず1912年徳島市南方勝浦郡小松島町(現・小松島市)と西方名東郡国府町(現・徳島市)・名西郡石井町にて供給始まった南側では、翌1912年那賀郡立江町(現・小松島市南部)でも供給開始し1914年には同郡富岡町(現・阿南市)まで拡大した一方、西の吉野川沿岸地域においては1913年麻植郡鴨島町川島町(現・吉野川市)での供給開始し1916年大正5年)には美馬郡脇町(現・美馬市)および貞光町(現・つるぎ町)でも開業している。 徳島水力電気徐々に西進し吉野川沿岸地域では、これとは別に川田水力電気株式会社という事業者出現した同社1913年9月3日麻植郡川田村(現・吉野川市)に資本金32000円設立、翌1914年3月代表者原田三郎個人事業1913年5月開業)を譲り受けた供給区域川田山瀬三山の3かで、川田村川俣用水出力25キロワット水力発電所持った開業5年後1918年大正7年2月28日、この川田水力電気徳島水力電気吸収された。合併に伴う徳島水力電気増資は3万円であった川田水力電気合併後徳島水力電気川北電気企業社の資本系統による経営移った。この川北電気企業社は、シーメンス・シュケルト出身技師川北栄夫が独立1909年起業した会社で、全国各地電気事業起業経営に関わっていた。同社傘下入ったことで代表取締役井原外助が入った井原川北と同様シーメンス・シュケルト出身実業家であり、当時広島電灯など中国地方電力会社関係していた。 なお吉野川沿岸地域供給拡大1923年大正12年3月三好郡三庄村加茂村(現・東みよし町)まで到達したそれより西側三好郡辻町池田町(現・三好市)などは香川県四国水力電気供給区域(ただし地元辻町水力電気により開業)であり、徳島水力電気勢力は及ばなかった。

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供給区域の拡大

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 09:28 UTC 版)

東邦電力」の記事における「供給区域の拡大」の解説

既述のように1921年から翌年にかけて多数電力会社統合によって成立した東邦電力であるが、1942年会社解散直前に至るまでの約20年間で、それ以上多数電気事業者統合し続けた。被統合事業者には、先に触れた1937年合併合同電気中部電力のような大規模電力会社から、ごく小規模な事業者まで様々である。

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