川俣疏水(川俣用水)
![]() 川俣頭首工(川俣堰) |
![]() |
疏水の概要 |
■疏水の所在 吉野川市山川町の中山間地域(約90ha) ■所在地域の概要 徳島県の北部のほぼ中央に位置し、吉野川の南岸、四国山地の北部を占めている吉野川市山川町。吉野川市は麻植郡の4町1村が合併し徳島県で第5番目の市として平成16年10月に誕生。人口約47,000人。 ■疏水の概要・特徴 吉野川の支流である川田川の上流別枝谷川と東山谷川の合流点である川俣に堰堤を作り、自然流水により段丘(洪積層の台地が三段になっている)にある耕作地、旗見、麦原、西の原、住吉、宮地、青木、八坂、祇園地区を灌漑している。明治29年に測量を開始したが多くの困難があり、完成は明治32年5月である。幹線水路は約8km。水源がなく稲作が出来なかった地域が良質の米が生産できるようになった。 |
固有名詞の分類
- 川俣疏水のページへのリンク