市之瀬用水
![]() |
![]() |
疏水の概要 |
■疏水の所在 石川県加賀市別所町で大聖寺川右岸から取水し、山代温泉の市街地を流れる全長7.7kmの用水で、大聖寺川と動橋川に挟まれた江沼平野の水田約550haを潤している。 ■所在地域の概要 石川県加賀市は、県の最南端に位置し、山と日本海に挟まれた地域である。かつては、加賀百万石、加賀藩から分封され大聖寺藩の城下町として栄えた。人口は平成17年現在で66,835人であり微減傾向である。主な産業は、輸送用機械器具(チェーン等)、繊維製品、伝統産業の九谷焼、漆器などがある。また温泉に恵まれた土地でもあり、山代温泉、片山津温泉は全国的にも有名である。 ■疏水の概要・特徴 近世に造られた大聖寺藩最大の用水で、大聖寺川と動橋川の間に広がる江沼平野の大部分をかんがいしている。約550haの水田を潤す農業用水としての役割だけでなく、近年まで生活用水としても広く愛用されており、また、多くの観光客が訪れる山代温泉街を流れる用水として知られている。 |
固有名詞の分類
- 市之瀬用水のページへのリンク