岩木川右岸用水
![]() 岩木川右岸幹線水路 |
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疏水の概要 | ||
■疏水の所在 青森県弘前市周辺地域(約242ha) ■所在地域の概要 青森県津軽地域に位置し、人口17万人を擁する弘前市は、日本有数の桜の名所として知られる弘前公園(国指定史跡「弘前城跡」)や多くの文化遺産、自然環境に恵まれた文化都市であるとともに、全国一のりんご生産圏でもあり、津軽地域の中心都市としての機能を果たしている。 ■疏水の概要・特徴 岩木川右岸幹線水路(延長:6700m)は、昭和33年の岩木川大洪水を契機として岩木川筋の井堰を統合復旧する災害復旧事業により改修施工された疏水であり、同事業により施工された岩木川統合頭首工とともに、津軽地域の重要な基幹水利施設としての役割を果たしている。 また、地域住民の散策道として親しまれている弘前公園「桜のトンネル」沿いを流れる本疏水は、日本一と称される桜並木を彩りながら、防火用水や消流雪水路としての機能も果たしている。本疏水から分水した水路の一部は、弘前公園西濠(弘前市より占用)を流れており、250万人の人出を有する「弘前公園さくらまつり」期間において貸し出しボートが実施されるなど、多くの観光客で賑わいを見せている。 |
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