作画・描写
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 22:13 UTC 版)
「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」の記事における「作画・描写」の解説
描写の特徴として、「変形の自然さ」が挙げられる。 変形ロボットが登場するアニメにおいて、変形はバンクシーンが使用され、「1つのイベント」として描かれるのが常である。しかし、本作において変形はあくまでも、キャラクターの動作の1つとして描かれている。 前述の通り作画制作は主に東映動画が担当し、多くの東映動画作品に参加していた、スタジオNo.1も加わっている。シーズン2からは大韓民国のアニメ会社であるAKOMも僅かながら担当している。スタジオNo.1が参加した回はトランスフォーマーの変形も比較的ロジカルに描いていて、玩具で行える変形パターンを想起できるものになっているのが特徴。脚本や演出、キャラクターデザインなどはアメリカ側のスタッフが携わっているため、従来のアメリカ製アニメの作風である(しゃべっているときの口の動かし方、キャラクターのしぐさなど)。作画面においては、「登場キャラが入れ替わる」「キャラクターのエンブレムが異なる」「色の塗り間違い」などの作画ミスが頻繁に見られる。 合体戦士・合体兵士のトランスフォーメーション(合体)も同様だが、「リーダー格の号令で合体開始。最後に、装甲ギアがドッキングして完成」など日本のロボットアニメ的な演出も見られた。このことについては後に、変形が日常的な動作であるのに対し、合体は特別な動作であると後付け設定されている。 1985年7月6日に土曜朝9時30分という時間帯で始まった日本版では、キー局の日本テレビが25分枠に短縮 していた関係で、海外版における移動場面や戦闘シーンなどを一部省略。開始当初は9月末までの1クールで終了予定 だったが、10月以降の延長決定で金曜の夕方に移動する人気番組になった。
※この「作画・描写」の解説は、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」の解説の一部です。
「作画・描写」を含む「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」の記事については、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」の概要を参照ください。
- 作画・描写のページへのリンク