作画・ストーリー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 01:52 UTC 版)
ゲームでは、容量やドットの関係から詳細の良く解らない部分が、漫画ならではに画かれている。全体的な印象は明るくポップなタッチであり、主人公たちのとぼけたギャグシーンや私服姿が随所に見られ、身近に感じられるようになっている。 ストーリーにおいては、柔直の幼少の頃やみづほの防除班時代などが追加され、独自の作品感につながっている。また、小説版との整合性も取られ、矛盾のほとんどない形になっている。ゲームとの相違点もほとんど無いが、「楔とその結界を解くこと」について指摘される「回避できないはずの状況設定に、逃げ道があること」の点についての解消方法の理由付けが、小説とは異なっていて、作風に沿ったものとなっている。その他には、奥義マテリアは五神宝珠を持つ者しか獲得できないなどがある。 作画については、ゲームの情報として解らなかった部分が補完され、双界儀の世界を拡げているが、寄り神などは、オリジナルのキャラクターがいたり、六震祇もアレンジが加えられている。細かい部分ではあずさの胸当てが小さくなり、双勾玉の紋章が無かったりするが、七つ楔の形や夜斗の晒しにはしっかりと、秀真文字が画かれていて、ゲームでははっきりしなかったものが、より鮮明になっている。 全3巻からなり各巻に3話ずつで全9話となっている。各巻の巻末には登場人物の設定資料とショートストーリーが載せられている。
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