伸展展開機能実験ペイロード「おりづる」とは? わかりやすく解説

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おりづる

分類:人工衛星
名称:伸展展開機能実験ペイロード「おりづる」/Deployable Boom and Umbrella Test(DEBUT)
小分類:技術開発・試験衛星
開発機関・会社:航空宇宙技術研究所(現 宇宙航空研究開発機構(JAXA))/日本電気(株)/日産自動車(株)/日本飛行機(株)
運用機関会社:宇宙開発事業団(現 宇宙航空研究開発機構(JAXA))
打ち上げ年月日:1990年2月7日
打ち上げ国名機関:日本/宇宙開発事業団(現 宇宙航空研究開発機構(JAXA))
打ち上げロケット:H-I(「もも(MOS-1b)」と相乗り)
打ち上げ場所:種子島宇宙センター(TNSC)
国際表記番号:1990013B

伸展展開機能実験ペイロード「おりづる」は、空力傘の展開・収納実験主な目的として開発され打ち上げられました。設計寿命は約10日間(内部1次電池容量により)でした。

1.どんな形をして、どんな性能持っているの?
多面体の箱に、傘が取り付けられたような形をしています。重量は約50kgで、大きさ次のとおりです。
収納時は、対辺440mm(構体26面体)、高さ470mm(構体ブーム空力傘)で、
展開時は、対辺950mm(空力傘展開)、高さ1,935mm(構体ブーム伸展空力傘展開)となります

2.どんな目的使用されるの?
微小重力環境を得るためのテザー/ブーメラン衛星の主要機構要素実証のため、以下のことを実行する目的開発されました。
ブーム伸展・展開実験
空力傘の伸展収納実験
伸展・展開時の振動特性測定

3.宇宙でどんなことをし、今はうなっているの?
わかりません

4.このほかに、同じシリーズでどんな機種があるの?
ありません。5.どのように地球を回るの?
高度約900kmから1,600km、傾斜角99度、周期106分の楕円軌道です。

参考文献:大林辰蔵監修日本宇宙科学19522001発行東京書籍斎藤成文・著「日本宇宙開発物語三田出版会発行




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