伊藤詩織との係争とは? わかりやすく解説

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伊藤詩織との係争

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 02:15 UTC 版)

山口敬之」の記事における「伊藤詩織との係争」の解説

2015年4月3日当時TBS政治部記者ワシントン支局長だった山口は、一時帰国中に伊藤詩織東京都内会食同日深夜から4日早朝にかけて準強姦被害被ったとして、9日伊藤原宿警察署相談30日高輪警察署準強姦容疑告訴状受理した8月26日山口書類送検された。 2016年7月22日東京地検山口嫌疑不十分不起訴処分とした。さらに2017年9月21日公表22日)、市民からなる東京第六検察審査会が「慎重に審査したが、検察官がした不起訴処分裁定覆すに足る事由がなかった」とし、不起訴相当議決した2017年9月28日伊藤が「望まない性行為精神的苦痛受けた」として、山口相手1100万円損害賠償求め民事訴訟起こした。その直後10月18日伊藤が自らの訴え綴った手記Black Box』を出版し24日には日本外国特派員協会会見行った一方で山口同月26日発売月刊Hanada』に、「私を訴えた伊藤詩織さんへ」と題する手記掲載しその中で伊藤主張全面的に否定した2019年2月山口が「伊藤さん記者会見での発言など社会的信用奪われた」として伊藤相手慰謝料1億3000万円と謝罪広告掲載求めて反訴した。 裁判山口伊藤双方訴え同時に審理し12月18日東京地裁鈴木昭洋裁判長〉は山口伊藤への性暴力認定山口対し伊藤への慰謝料など330万円支払い命じ山口伊藤への請求棄却した。同日山口記者会見で「内容に全く納得いかない」として、原訴訟反訴両方について控訴する方針示した2020年1月6日山口330万円支払い命じた民事訴訟地裁判決不服として東京高裁控訴した2019年6月山口は「伊藤詩織氏が虚偽犯罪被害捏造し警察裁判所訴え出た上に、『デートレイプドラッグ盛られた』など、裁判では一切主張していない事を含めウソ捏造根拠のない思い込み世界中で繰り返し発信して、私の名誉を著しく毀損続けている」として、虚偽告訴名誉棄損伊藤刑事告訴した。2019年7月警察告訴状正式に受理され伊藤対す捜査実施され2020年09月28日伊藤は同容疑書類送検された。12月25日東京地検山口訴え退け伊藤不起訴処分とした。 2022年1月24日月間Hanadaプラス 「しかし百歩譲って伊藤氏本当に覚えていないとしても、それは警察言うとおり飲みすぎ記憶飛んでしまった『アルコール健忘』なのであってそもそも犯罪行為など全くなかったのである繰り返すが、善意解釈しても、伊藤氏アルコールを自ら過剰に摂取したために、自分何をしたか忘れてしまっただけなのである。『犯罪事実がなかった』以上、警察検察検察審査会も、伊藤氏主張退ける。当たり前のことである。」と犯罪性を全面的に否定した2022年1月25日東京高裁中山孝雄裁判長〉は「山口同意なく性行為及んだ」と述べ一審・東京地裁判決追認した。賠償額は、治療関係費としての2万円を加えた332万円支払い山口命じた一方伊藤著書会見などで名誉を傷つけられたとする山口主張一部認め伊藤55万円賠償支払い命じた山口伊藤双方がこの判決不服として最高裁に上告した。

※この「伊藤詩織との係争」の解説は、「山口敬之」の解説の一部です。
「伊藤詩織との係争」を含む「山口敬之」の記事については、「山口敬之」の概要を参照ください。

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