仙台復帰後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 05:06 UTC 版)
復帰初年度の2013年は林の前に天皇杯1試合のみの出場に終わった。林がサンフレッチェ広島へと去り、指揮官が手倉森誠からグラハム・アーノルドに交代した2014年は、桜井繁やシュミット・ダニエルを抑えてポジションを確保。アーノルドはシーズン序盤で解任されたが、渡邉晋が就任してからもポジションをキープした。2015年からは横浜F・マリノスから加入した六反勇治にポジションを奪われたが、六反の負傷離脱を機に正GKを奪還した。六反が清水エスパルスに移籍後は、松本山雅FCにレンタル移籍していたシュミットが復帰。ポジション争いを繰り広げた。シュミットに身長で約20cm劣るものの、正確なセービング能力と俊敏性で体格の差カバー、シュミットがキャンプで負傷し調整が遅れたこともあって、2年ぶりの開幕スタメンを獲得した。開幕節では5年ぶりのJ1復帰を果たした札幌を無失点に抑えて勝利すると、翌週の磐田戦でも無失点に抑え、自身初の開幕2試合連続完封を果たした。しかし、4月7日の第6節・浦和戦でクラブ史上ワーストの7失点を喫すると、翌節からシュミットに守護神の座を明け渡してしまう。それでもシュミットの負傷により9月23日の第27節・C大阪戦で約半年ぶりにリーグ戦スタメンを果たすと、完封こそ逃したものの再三の好セーブでチームの勝利に貢献、その後はシーズン終了までゴールマウスに立ち続けた。また、YBCルヴァンカップでは多くの試合に出場、経験の少ない味方選手を守備面で統率し、クラブ初のベスト4に貢献した。結局このシーズンはリーグ戦14試合を含む公式戦21試合に出場した。 2019年はシュミットが正GKを奪還し、控えに降格。シュミットがリーグ中盤戦にベルギー1部のシント=トロイデンVVに移籍し、ポジション奪還かと思われたが、その穴を埋めるべく加入したヤクブ・スウォビィクが即レギュラーに君臨したため、引き続き控え生活となった。2020年になると小畑裕馬の台頭やチームの不調もあってベンチにすら入れなくなり、同シーズン限りでの契約満了が発表された。
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