仕向けによる仕様の違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 14:11 UTC 版)
「ホンダ・CBR1000RR」の記事における「仕向けによる仕様の違い」の解説
販売対象国によって細部に違いはあるものの、大別して欧州仕様(ED(European Direct Sales)・EU仕様)、北米仕様(豪州も含む)、日本仕様、の3つに別けることができる。日本仕様と比べて、欧州仕様と北米仕様はFirebladeのペットネームを持ち、カラーパターンが異なり、車体番号の代わりに車両識別番号(VIN)が打刻されるなどの違いがある。 欧州仕様 ヘッドライト消灯スイッチの装備(ヨーロッパ仕様は非装備)。 キャタライザを装備。 北米仕様 ウインカーの大型化および前後サイドリフレクターの装備。 速度メーターがマイル表記。 盗難抑止装置イモビライザー、HISSの非装備(豪州仕様は装備されている)。 ヘッドライトの消灯スイッチ装備。 キャタライザの非装備。正式に公表はされていないが、キャタライザ非装備により出力は欧州仕様より約6 PSほど増加、重量は約2 kgほど軽量化されていると言われる。[要出典] 日本仕様 名称を「CBR1000RR」、車体番号「BC-SC57」「EBL-SC59」として販売。 年式によりレギュラーガソリン仕様とハイオク仕様がある。(2004 - 2007に関してはレギュラーガソリン対応、2008以降がハイオク対応) 日本国内環境規制に対応するため、吸排気口の絞込み、ECUの設定変更などで最大出力および最大トルクを調整。 180 km/hで速度リミッターが作動。 リアスプロケットのサイズ変更。 ドライブチェーンに防音材を追加。エンジン周辺に防音材(主にゴム板や樹脂)を配し、騒音規制に配慮。 ヘッドライトの常時点灯。 ハザードランプスイッチの装備(2005年モデル以降)。 2年間のメーカー保証があり、全国のホンダ系販売店で車検証を見せないで部品注文が可能(逆輸入車は車検証を見せる必要あり)。 車両のステッカーとマニュアルが日本語表記。 レースベース車 日本において台数限定で発売されており、欧州仕様をベースにレース走行に不要な保安部品を取り外され、エンジンやECUなどがレース用の設定に変更された仕様で、日本の自動車検査登録制度においては登録がでず、公道走行はできない。
※この「仕向けによる仕様の違い」の解説は、「ホンダ・CBR1000RR」の解説の一部です。
「仕向けによる仕様の違い」を含む「ホンダ・CBR1000RR」の記事については、「ホンダ・CBR1000RR」の概要を参照ください。
- 仕向けによる仕様の違いのページへのリンク