人称接辞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/03 09:43 UTC 版)
独立した語でなく名詞の頭について人称を表す人称接辞も一人称 n-, 二人称 g-, 三人称 w- を特徴とする。 語頭1人称2人称3人称a aa e i(n)ind- gid- od- oon- g- od- iin- g- w- o(n)indo- gido- odo- b(n)im- gi- (o)- d g ' j z zh(n)in- gi- (o)- p t k h ch m n s w yni- gi- (o)- 一人称の(n)の部分を発音しない地域も多く、またnの後ろのiも脱落することがある。
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人称接辞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/26 08:33 UTC 版)
人称を表すマーカーの体系は極めて複雑である。区別の対象となり得る要素は一人称、二人称、三人称の3つの人称と単数、双数、複数の3種類の数であるが、これがそのまま9通りの形に分かれる訳ではない。ビーは体系をまず動詞の主語を表す接尾辞α、β、γと接頭辞δの4種類に大別し、更にαを7種類、βを3種類に細分化しているが、12通り全てにおいて9つのマスのうちの一部に人称や数の区別の重複が見られる。その上3種類のαを除き、残り9種類の人称および数を区別するパターンは全て互いに異なっている。たとえばあるパターンでは二人称複数形と三人称複数形が共通しているが、別のパターンでは両者の形が異なるうえ代わりに三人称複数形の方が三人称双数形と同じ形をとるという具合である。α、β、γの各系列の間には共起し得る法や時制・相の接辞の種類の違いが見られる。
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人称接辞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 04:19 UTC 版)
動詞にはその主語の人称を表す接頭辞が必ず加えられる。複数の場合は動詞のうしろに複数接尾辞 -h も加えられる。いくつかの動詞の複数形は不規則である。動詞語幹が子音ではじまるときは、音節構造の制約によって接頭辞n-, t-のうしろに母音iが挿入される。また、二人称複数は子音が後続するときにmが後続子音に同化して同器官的な鼻音になる。他動詞の場合には目的語接頭辞を主語接頭辞のうしろに加える必要がある。ほかに不定の人を表す -tē-、不定の物を表す -tla- の2つの非人称目的語接頭辞がある。また「自分自身」を表す再帰接頭辞(一人称単数 -no-、一人称複数 -to-、それ以外 -mo-)がある。名詞については所有接頭辞が加えられる。 主語接頭辞所有接頭辞目的語接頭辞独立代名詞一人称単数n(i)- no- -nēch- neh, nehhuātl 二人称単数t(i)- mo- -mitz- teh, tehhuātl 三人称単数∅- ī- -c-/-qu(i)- yeh, yehhuātl 一人称複数t(i)- to- -tēch- tehhuān, nehhuāntin 二人称複数am- amo- -amēch- amehhuān, amehhuāntin 三人称複数∅- īm- -quim- yehhuān, yehhuāntin
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