交通カード
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2006年5月10日より北京市政交通カード(市政交通一卡通)と呼ばれるICカードが全面的に導入されており、北京地下鉄の概ね全ての駅の窓口でも購入が可能で、一部では市内の取扱所でも購入が可能である。これはJRのSuicaやICOCAなどと同様に、カードを機械にかざすだけで運賃を支払うことができるもので、北京市内の地下鉄と路線バス(トロリーバスも含む)全線、北京市内を走る9割以上のタクシー、駐車場やガソリンスタンドのほか、スーパーやコンビニ、百貨店、レストラン、映画館、公衆電話等でも使用可能であり、自動車の通行料等支払いシステムであるETCでも同じカードが使用できる。また、駐車場と地下鉄の料金を支払う際にICカードで連続して決済した場合は、駐車料金に1日分の上限(2元)が設けられるなど、パークアンドライドの特別割引が適用される。 初回購入時には20元のデポジットが必要で、残高のチャージは10元単位でおこなわれ(最高チャージ額は500元で、カード内残高の限度額は1000元)、カードが必要なくなったらデポジット・残高ともに手数料無料で返却できる。なお、交通カードで市バスを利用する場合、運賃は5割引され、おもに北京の郊外で路線網もつ八方達のバスでは5割引のICカード運賃が適用される。日本と同様、地下鉄は駅の自動改札機にタッチするものであり、出口の改札機で料金が決済される。また、残高不足になった場合でもマイナスのまま出場することが可能であり、不足分は次回入金の際に差し引かれる。 なお、交通カードは2008年8月7日より天津市の公共交通ICカードであるシティカード(城市卡)とシステムが統合され、いずれかの都市のカードで北京・天津両都市の公共交通等で利用・割引できるようになった。ただし、両都市を30分で結んでいる京津都市間鉄道ではまだ利用できないことや、日本のICカード相互利用とは異なり両都市の残高プールが別々になっているといったことが注意すべき点として挙げられる。
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交通カード
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市内のほとんどの公共交通機関において上海公共交通カードを利用できる。
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