上海公共交通カードの形式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/26 04:37 UTC 版)
「上海公共交通カード」の記事における「上海公共交通カードの形式」の解説
上海公共交通カードには下記の7つの形式がある。 標準カード 記念カード ミニカード パーソナルカード 腕時計形 乗车码(QRコード) モバイル決済サービス(Apple Pay等) 標準カードでは使用しなくなった際に返却すればデポジット(2007年11月以降は30元)の返金が可能で、10元を超える払戻の場合は、10%の手数料がかかる。カード自体も再利用される。 モバイル決済サービスで発行したり、物理カードを取り込む場合、20元のデポジットが必要となる。これは窓口で物理カードに戻すか、アプリでカードを削除する際に返却される。 他のカードについてはデポジットの返金はない。 チャージは上海地下鉄の各駅やコンビニエンスストアなどで可能で、入金単位は10元以上10元単位で最高1000元までとなっている。 上海地下鉄の各駅の自動券売機では50元単位で発売している。最後に利用した日から5年間有効で有効期間が過ぎると窓口で手続き(無料)をしない限り利用できなくなる。 パーソナルカードは南京西路駅でのみ発売されており、1枚100元で90元がカスタムデザイン代として回収され、残りの10元がICカードにチャージされる。 乗车码は専用のアプリの他、支付宝や微信でもミニアプリとして提供されている。 モバイル決済サービスへ取り込んだ場合、例えばiPhoneとApple Watchで同じカードを同時に利用することはできない。 Apple Payで利用する場合、Apple Payに登録した銀聯カードからチャージすることも可能である。 モバイル決済サービスで発行したカードは、専用のアプリによりデザインが変更可能である。一部のデザインは有料であり、30日で2元、90日で5元、365日で20元の手数料が掛かる。 モバイル決済サービスのアプリを利用する場合、実名認証が必要である。中国の身分証、もしくは通常の5年もしくは10年パスポートが必要である。
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