交通システムマネジメント(TSM)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/07 03:23 UTC 版)
「交通需要マネジメント」の記事における「交通システムマネジメント(TSM)」の解説
Transportation System Management(TSM)は、比較的低コストの短期的施策として、交通運用(traffic operation)にかかわる供給側の施策とともに、相乗り促進など需要側の施策を含む新しい施策概念。交通需要マネジメント(TDM)によって全体の交通量を減少させたうえで、交通渋滞が想定される場所では、より実効性を伴う通行抑制や通航制限を実施することで、円滑な交通を維持する取り組み。 東京2020大会では、大会関係者と観客の輸送と、物流を含めた都市活動の安定の両立を図るために行われる。具体的には、都心部の交通量を減らす目的で、高速道路では本線料金所での通行制限や入口閉鎖等の規制を実施、一般道路では環状七号線から都心方向に流入する車の通行制限を行い、広域迂回やマイカー利用抑制を促す。2019年7月24日(水)と7月26日(金)の終日(予備日・8月23日《金》)に総合的テストを実施する。
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