事象の地平線とは?

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事象の地平線

決してふれることのできない「事象の地平線」のかなた

アルバート・アインシュタイン一般相対性理論発表されてまもなく、ドイツ物理学者カール・シュワルツシルドは、その方程式にしたがって考えると、空間のある領域端にゆがみ、外部世界から分離してしまうことに気がつきました。この端にゆがんだ空間のことを現在は「ブラックホール」と呼んでいます。ブラックホール構造は、基本的にはすべて同じで、中心にあるきわめて重い天体(「特異点」)の周りを、不思議な輪のようなものが取り囲んでいます。この輪の内側は完全に外の世界分離しており、いったんこの輪の中に入ると2度と外に出ることはできません。「地平線向こうで起こってい出来事は知ることができない」の意を込めて、この輪のことを「事象の地平線」と呼ぶようになったのです。

「事象の地平線」は、脱出速度=光速度の地点

「事象の地平線」の輪の中は、重力が非常に強く、どんな物体も外に向かって運動することはできません。ブラックホールの中は、井戸のような深いくぼみになっており、たとえ光のように速い速度移動するものであっても抜け出せない空間になっています。ちょうど「事象の地平線」の位置が、光の速度脱出できるギリギリ境目であり、たとえ光であっても、「事象の地平線」を超えた瞬間からそのままブラックホールを回る軌道永遠に組み込まれてしまうのです。

「定常型」ブラックホールのほか、「自転型」や「電荷型」もある

ブラックホール中心は、そこにもともとあった星の質量をすべて含んでいます。重力はたらきで、星の全質量一点集中し、無限大密度をもつ、まったく質量のない「特異点」に集約されるのです。このブラックホールにはいろいろな形のものがあります。「特異点」を「事象の地平線」が囲んでいるという基本構造は同じですが、一般的な定常型」のほかに、自転している「自転型」や、電荷があり2つの「事象の地平線」をもつ「電荷型」など、さまざまな形態あります


事象の地平面

(事象の地平線 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/16 03:24 UTC 版)

事象の地平面(じしょうのちへいめん、event horizon)は、物理学相対性理論の概念で、情報伝達の境界面である。シュバルツシルト面事象の地平線(じしょうのちへいせん)ということもある。




  1. ^ 宇宙の膨張は空間そのものの膨張であるため、光速を超えても相対性理論に反しない。空間の膨張は一般相対性理論の範疇であり、物体の運動が光速以上にならないのは特殊相対性理論の範疇における運動においてである。






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