カー・ブラックホール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/12 04:45 UTC 版)
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カー・ブラックホール(Kerr Black Hole)とは、自転しているブラックホールのことをいう。発見者であるロイ・カーの名を冠してこう呼ぶ。
ブラックホールが持ちうる物理量は質量、角運動量、電荷の三つだけである。一般にブラックホールといえば、三つの物理量のうち質量のみをもつシュヴァルツシルト・ブラックホールを指すが、質量に加え角運動量を持つ回転するブラックホールも存在し、これをカー・ブラックホールと呼ぶ。なお質量に加えて電荷を持つ、つまり帯電しているブラックホールを、ライスナー・ノルドシュトルム・ブラックホールと呼ぶ。
近年[いつ?]カラー(色荷)を持つブラックホールも存在すると発表されたが、全てのブラックホールはいずれシュヴァルツシルト・ブラックホールかカー・ブラックホールに変化する。
カー・ブラックホールの特異点はリング状(環状)になっている。
関連項目
カー・ブラックホール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 14:16 UTC 版)
「STEINS;GATEの用語一覧」の記事における「カー・ブラックホール」の解説
「自転するブラックホール」を指す。質量がこのブラックホールのリング状特異点を通過することで相転移により時間の移動が可能になるとされているが、仮説の域を出てはいない。
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