事業買収
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/05 08:49 UTC 版)
ランドマクナリー社は、長い間に、様々な事業買収をしており、地図業界内の事業を吸収したり、新たな市場に手を伸ばしたりしてきた。 1980年 — Transportation Data Management (TDM) — 交通輸送の距離計算や経路決定のソフトウェアのメーカー。その技術は、ランドマクナリー社の商用トラック要の製品に活かされている。 1984年 — Denoyer-Geppert — 学校教育用の地図や地球儀を作成していたが、ランドマクナリー社の教育関連商品部門に吸収された。 1988年 — Champion Map — 買収後、フロリダ州デイトナビーチの施設はランドマクナリー社が2001年まで使い続けた。チャンピオン・マップのブランドはいったん消滅したが、2007年以降、一部の小さな市場向けの街路地図のブランドとして 復活した。 1992年 — Nicholstone Holdings — 持ち株会社だったが、傘下の子会社(Nicholstone Software Services, Nicholstone Looseleaf, Nicholstone Bindery)はランドマクナリー社の下で Book Services Group に組み込まれ、印刷や製本事業を拡張し、製造、梱包、コンピュータ・ソフトウェアや文書の配送などの機能を高めることになった 。 1993年 — Allmaps Canada — 買収後、ランドマクナリー社傘下の完全子会社ランドマクナリー・カナダに再編され、さらに2008年にCanadian Cartographics Corporationに売却された。CCC社への売却時の契約に基づき、CCC社はカナダ製の製品を引き続きランドマクナリーのブランドで生産し、合衆国のランドマクナリー社の製品を引き続きカナダ市場で流通させている。 1996年 — Gousha — ランドマクナリー社にとって長年の競争相手のひとつであったが、4月18日の朝、同社の82名の従業員はテキサス州コンフォート(Comfort)の社屋が突如封鎖され、同社がランドマクナリー社に売却され、すべての業務が停止されたことを告げる告知がテープで扉に貼付けられているのを目の当たりにすることになった。Gousha の商品は、同社の売却によってすべて打ち切りとなった。 1998年 — Thomas Bros. Maps — 南カリフォルニア有名な地図出版社で、広域を網羅した『トマス・ガイド (Thomas Guide)』で知られていた。ランドマクナリー社は、合衆国西部の市場向けに、街路地図ではトマスのブランドを 使用し続けている。 1999年 — King of the Road — 太平洋岸北西部を拠点とする地方地図出版社、販売社。以前は、上のトマス・ブラザース社と提携していた。キング社名義の出版物は、現在は市販されていない。 2004年 — Perly's — カナダオンタリオ州トロント周辺の街路地図メーカー。その後2008年に、ランドマクナリー・カナダの一部として売却された。
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