ベライゾンによる中核事業買収・AOLとの統合(2016年 - 2020年)
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2016年2月2日、Yahoo!は従業員の15%削減および世界の5つの拠点の閉鎖などを含む経営計画を発表するなどYahoo! Inc.は最終局面であった。2016年7月25日、米通信大手ベライゾン・コミュニケーションズがYahoo!のポータルサイト・ニュース・電子メールサービスなど、ほぼすべての事業を約48億3000万ドルで買収することで合意。事業部門は今後ベライゾン傘下のAOLに統合されることになった。買収時点でYahoo!の時価総額の大部分を占めるアリババグループとYahoo! JAPANの保有株式はYahoo! Inc.に残り、Yahoo!は買収完了後「アルタバ」に社名を変更して投資会社として生まれ変わり、刷新された経営陣のもとで上場を継続する方針が示された。またベライゾンは買収後、Yahoo! Holdingsという子会社を設立した。 2016年9月22日、Yahoo!は2014年後半にハッカーによって、少なくとも5億人のユーザアカウント情報が窃盗されていたと発表した。2017年2月21日、ユーザー情報流出事件を受けて買収金額を約44億8000万ドルに引き下げ、訴訟費用は両社で分担することで合意と発表した。2017年6月13日、買収手続きが完了。旧Yahoo!の事業部門はAOLとともに新会社「Oath」に移管された。メイヤー自身もCEOの辞任を発表した。 2019年にOathは、社名を「Verizon Media Group」に変更している。
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