乙女たちの戦場シリーズ
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「大戦略シリーズ」の記事における「乙女たちの戦場シリーズ」の解説
美少女ゲームとターン制の現代大戦略が組み合わさったシリーズ。家庭用機のみの展開だった『2』以外は成人向けのみ。キャラクターの成長などのSRPG要素も備える。 出撃!! 乙女たちの戦場 〜闇を切り裂く、にび色の徹甲弾〜(2009年12月18日、ユニコーン・エー)ゲームの基本的な構造としては、ヒロインたちとの交流やメインストーリーが描かれるADVパートと、大戦略的なSLGパートを交互しながら物語を進めていく形である。 マップの合間には、キャラクターたちの単品のサブエピソードの閲覧や、それに付随したサブミッションの攻略ができるほか、何度でも挑戦し自軍を強化できるフリーミッションなども行える。キャラクターや兵器の扱いは『大戦略マスターコンバット2』に近く、強化パーツを兵器に搭載し強化を図れる他、ヒロインなどを始めとした各士官キャラクターを部隊に配属すると、その兵器の性能強化が見込める。また、士官キャラクターのレベルアップを行い、各効果をより強力にすることもできる。 伝統的なシリーズ作品とのルール上の大きな違いとしては、部隊の基本的な構成機数が10機ではなく4機であることと、兵器の耐久力や攻撃の回数・威力が高く、SRPG寄りの味付けになっている事が挙げられる。これは同『3』のシステムを使った派生作品(『大東亜興亡史3』や『戦御村正DX』など)でも同様である。なお、有効なシリアル番号が含まれた今作と同メーカーの『詩篇II』を双方購入することで、公式ページから『詩篇II』のヒロインをゲスト参戦させることが可能なDLCが入手できる。マップエディタも付属しており、本編と独立したマップの制作・プレイも可能である。 決戦! 乙女たちの戦場3 〜電撃作戦! 戦果はエースの名のもとに〜(2012年5月25日、ユニコーン・エー)一部の重要な単語こそ形を多少変えて登場するが、過去2作品から世界観自体が一新された。基本的なゲームの構造としては『2』までとそう変わらないが、『2』までで実名でなかった兵器の名称の大半が実名へと切り替わった。シナリオ進行上で手に入ったり、プレイヤーの前に立ちふさがる架空兵器も増加している。士官キャラクターの扱いについてはより『大戦略マスターコンバット2』に近くなり、キャラと成長度合いによっては「マルチアタック」相当などの特殊な戦闘コマンドを使用できたり「ボーナスムーブ」を利用することも可能である。また、『2』で導入された脱衣カットインに関しては段階によっては成人向けらしく、胸や局部などの直接の露出も生じるようになる。2周目以降では物語の途中で味方勢力が変化する特殊な新ルートが解禁される他、『戦極姫』シリーズキャラがゲスト参戦する特別マップが開放される。今作にもマップエディタが付属している。
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