乙女「涼し眼」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 10:08 UTC 版)
「千夜一夜物語のあらすじ」の記事における「乙女「涼し眼」」の解説
バートン版「アブ・イサとクラト・アル・アインの恋(第414夜‐第419夜)」 東洋文庫版「アブー・イーサーと女奴隷クルラトル・アインの恋物語(第414夜‐第419夜)」 アル・ラシードの息子アブー・イサーは、ヘシャームの子アリの屋敷にいる女奴隷「涼し眼」を気に入り、売ってもらおうとしていろいろ手をうってみたが、うまくいかない。そこで兄の教王アル・マアムーンと一緒に屋敷を訪れ、おどかしてやることにした。 アリは2人を歓迎し、盛大に祝宴を張る。10人ずつの歌妓が4組、次々とあらわれ、いずれもみごとな歌を披露する。そして最後に「涼し眼」が出てきて、これもすばらしい歌を歌った。アブー・イサーは感激し、彼女に返歌を贈る。アブー・イサーの心を知ったアリは、教王が許すなら「涼し眼」を譲ろうと申し出て、教王はそれを許した。
※この「乙女「涼し眼」」の解説は、「千夜一夜物語のあらすじ」の解説の一部です。
「乙女「涼し眼」」を含む「千夜一夜物語のあらすじ」の記事については、「千夜一夜物語のあらすじ」の概要を参照ください。
- 乙女「涼し眼」のページへのリンク