乙型からの改良点
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/25 06:52 UTC 版)
1941年(昭和16年)のマル急計画において計画番号S37Bとして6隻計画された。乙型潜水艦の改良型で量産のため主機を巡潜3型と同じ艦本式1号甲10型ディーゼル2基とした。そのため出力が低下、排水量が若干増加し、速力が0.1ノットほど低下した。また丙型のマル急計画艦(伊四十六、伊四十七、伊四十八)と同様に、内殻板をDS鋼から軟鋼に変更している。 回天搭載艦に改装された伊号第四十四潜水艦は、他の乙型の回天搭載艦と同様の改装を行ったと推定される。1945年4月に撮影された写真からは艦尾の14cm砲の撤去と艦首の航空兵装(格納筒、クレーン、射出機)の撤去、22号電探の装備などが確認される。
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