中浜姉妹
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 05:54 UTC 版)
中浜里穂子(なかはま りほこ)〈28〉 演 - 有村架純 (10歳時:内田杏) ファミレス「メイクシラーズ」でアルバイトしている。マクベスの熱狂的なファン。1993年4月10日生まれ。 一年半前まで有名食品メーカー勤務であったが、真面目すぎる性格ゆえに自分に何の責任もないクレームに対応していた所、いつの間にか同僚たちから裏切られ、そのトラブルの原因を全部自分のせいされ、クレームも責任を一人で背負わされる状況に追い込まれ、その重圧に耐えられずに社内で完全に孤立したことからトラブルが一段落したタイミングで退職してしまう。アパートで廃人のようになっていたところを妹のつむぎに助け出され、つむぎの献身的な世話によりファミレス「メイクシラーズ」でバイトをするまでに回復し、マクベスの3人と出会う。 マクベスを応援することが人生の支えとなっており、飼っている熱帯魚にメンバーの名前をつけたり、ネットに上がっているメンバーの過去のインタビュー記事をほとんど読み漁り、メンバー間でも知らないような事も熟知するようになっている。 実は前の会社を退社した当日、泥酔して深夜の公園で寝ていたところ心配して声をかけてきた春斗に酔って絡んでいたが、春斗に指摘されるまでその事を覚えていなかった。 その後また深酒で春斗に絡んでしまうが、その際にマクベス解散後の彼の不安な本心を聞いてしまい、春斗の書いた温かいコントに人生を救われてきた彼女は、今度は自分が彼の力になりたいと考えるようになる。また、つむぎが同居を解消して独立しようとしている事から、自身も過去の傷から立ち直ろうと就職活動を始め、奈津美の知り合いの転職エージェントに紹介してもらった会社に就職が決まる。 中浜つむぎ(なかはま つむぎ)〈25〉 演 - 古川琴音(7歳時:尾杉麻友) 里穂子の妹。1995年9月19日生まれ。同居して不安定な姉の面倒を見ながら、スナック「アイビス」で働いている。 中高6年間野球部のマネージャーを務め、「伝説のマネージャー」とまで称賛されていたが、部活を引退すると目標を失って無気力になり、大学にも行かず職を転々とし、スナックの従業員に落ち着く。 子供の頃から弱っていたり傷ついている人を放っておけない性格で、自分を後回しにしても他人を助けることを優先するため、里穂子からはもっと自分を大事にしてほしいと心配されている。しかし、つむぎ自身は他人から感謝される事で自己肯定感を得ている自分を空っぽと感じ、何かに熱中している人たちを羨ましいと思っている。 アイビスの常連客・瞬太と仲良くなり、「瞬ちゃん」と呼んでいるが、あくまで兄のような存在で恋愛関係にはならないと断言する。しかし、瞬太から彼の母親の件で助けを求められたり彼の事を知るにつれ、内心では瞬太を好きになり、瞬太からキスをされたことで彼と付き合う事になる。 里穂子が精神的に立ち直りつつあることから、このまま面倒を見続けるのは姉のためにならないと姉のアパートから引っ越す事を決めるが、姉の世話を焼くことが誰かの役に立ちたいという自身のモチベーションにもなっていた。 以前から「野球部のマネージャーみたいな仕事」がないかと探しており、里穂子から「シンプルにマネージャーの仕事を探せば」と言われていたことから、楠木がアイビスに来店した際、パソリブレでマネージャーの仕事をやりたいと就職の相談をする。その際、高校時代、甲子園に行くために選手のためにいいと思ったことは迷惑がられても言い続けてきたことからやり遂げる自信があるという心構えを語って採用される。
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