世界遺産登録への動き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/18 05:56 UTC 版)
近代産業遺産の宝庫として文化財関係者等からは注目されていたが、そのほとんどが住友グループに属することもあって、活用が進んでいなかった。こうした近代日本を切り開く礎となった産業開発の歴史さらにはその後の環境の復元という人の営みに着目し、また石見銀山が2007年(平成19年)6月28日にユネスコの世界遺産(文化遺産)へ登録が決定されたこともあって、別子銅山も世界遺産登録を目指す動きがある。日本を代表する金銀銅の産地である、新潟県佐渡市(金山)、島根県大田市(銀山)、愛媛県新居浜市(銅山)の3市長が集まって「金銀銅サミット」が2006年(平成18年)5月開催された。
※この「世界遺産登録への動き」の解説は、「別子銅山」の解説の一部です。
「世界遺産登録への動き」を含む「別子銅山」の記事については、「別子銅山」の概要を参照ください。
世界遺産登録への動き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 01:08 UTC 版)
詳細は「佐渡島の金山」を参照 2007年(平成19年)に文化庁が世界遺産候補地を公募した際に「金と銀の島、佐渡-鉱山とその文化-」として立候補、選考を経て2010年10月に「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」としてユネスコ世界遺産センターの暫定リストに掲載された。2016年より毎年文化庁に推薦書原案を提出し続け、2021年(令和3年)に文化審議会世界文化遺産部会が2023年の第46回世界遺産委員会での審査候補に選定し、2022年2月1日に日本政府がユネスコに推薦書を提出した。 なお、構成資産候補は江戸時代までに開発された鉱山関連史跡のみで、 北沢浮遊選鉱場や大立竪坑、大間港など明治時代以降に整備された近代化産業遺産は含まれない。 2022年2月20日の共同通信の世論調査によれば日本政府の「佐渡島の金山」の世界文化遺産への推薦決定について「適切だった」とする回答が73%に達した。特に地元の新潟県を含む甲信越では94%に上った。支持政党別の回答では自民党支持層の78.5%、日本維新の会支持層の84.6%、国民民主党支持層の75.9%が「適切」と回答しており高かったが、日本共産党支持層は28%と最も低かった。
※この「世界遺産登録への動き」の解説は、「佐渡金山」の解説の一部です。
「世界遺産登録への動き」を含む「佐渡金山」の記事については、「佐渡金山」の概要を参照ください。
- 世界遺産登録への動きのページへのリンク