上演状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/26 04:26 UTC 版)
「ベアトリスとベネディクト」の記事における「上演状況」の解説
1936年3月24日、エリック・チスホルムがグラスゴーで英国初演を実施した。 ポール・バスティードが1941年に名高い「ベアトリスとベネディクト」のストラスブールでの公演を指揮した。1966年にはピエール・デルヴォーがパリ・オペラ=コミック座でトニー・オーバンによるレシタティヴ付きで上演した。 1990年1月25日、イングリッシュ・ナショナル・オペラがアン・マレイとフィリップ・ラングリッジ夫婦の主役コンビでプロダクションを披露している。 1991年9月、ビエンナール・ド・ラ・ミュジック・フランセーズ、モーリス・ラヴェル・オーディトリアム、リヨン歌劇場管弦楽団&合唱団により上演された。演出:ピエール・バラ、指揮:ジョン・ネルソン、歌手:エレーヌ・ペラギン(ベアトリス)、ダニエル・ボルスト(エロー)、ジャン=リュック・ヴィアラ(ベネディクト)、キャサリン・ロビン(ユルシュール)、トマ・テリュル(クラウディオ)、ピエール・トウ(ドン・ペドロ)。このプロダクションはトゥールーズ歌劇場およびナント歌劇場との共同制作で、パリでもコンサート形式ながら上演され、ライヴ録音もされCD発売。 2001年、ウェールズ・ナショナル・オペラが各地をツアーしての上演を行ったほか、アムステルダムでも上演された。 2003年にはプラハ国立歌劇場で上演された。1998年と2004年にはサンタフェ・オペラで、2005年はストラスブールで、2007年はシカゴ・リリック・オペラ、2008年はヒューストン・グランド・オペラが英語での上演を実施している。 2004年12月、サンタフェ・オペラにより上演された。演出:ティム・オルベリー、指揮:ケネス・モンゴメリー、歌手:ユードラ・ブラウン(ベアトリス)、セレーナ・シェーファー(エロー)、ウィリアム・バーデン(ベネディクト)、ジル・グロ-ヴ(ユルシュール)、英語上演。 2010年2月にはパリ・オペラ=コミック座でエマニュエル・クリヴィヌが指揮している。ラ・シャンブル・フィルハーモニックおよびレ・ゼレマン、演出:ダン・ジャメット、指揮:エマニュエル・クリヴィヌ、歌手:クリスティーン・ライス(ベアトリス)、サンドリーヌ・ピオー(エロー)、アラン・クレイトン(ベネディクト)、エドウィン・クロスリー=マーシー(クラウディオ)、ジェロ-ム・ヴァルニエ(ドン・ペドロ)。 2011年はボストン・オペラ、2013年はアン・デア・ウィーン劇場で上演された。 2015年は7月にスウェーデンのレッコ城にて、サイモン・フィップスの指揮、カタリーナ・グノスペリウスの演出によって、スウェーデン語の翻訳版によって上演された。 2016年1月から4月にかけてはルツェルン劇場にて、ベアトリス・ラショッセーの演出によって上演された。 2016年3月/4月にはブリュッセルのモネ劇場にてリシャール・ブリュネルの演出、ジェレミー・ロレール及びサミュエル・ジャンの指揮での上演された。 2016年7月/8月にはグラインドボーン音楽祭にてロラン・ペリー演出、アントネッロ・マナコルダ指揮(ロビン・ティチアーティは療養のため降板)、ステファニー・ドゥストラック(ベアトリス)、ポール・アップルビー(ベネディクト)、エレーヌ・ギルメット(エロー), フレデリック・カトン(ドン・ペドロ)、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏にて上演された。この公演はブルーレイ及びDVDになっている。 パリ・オペラ座では、2017年3月24日にベルリオーズのオペラ・サイクルの一環として、フィリップ・ジョルダンの指揮、スティーブン・テイラーによるセミ・ステージ演出、スタニスラス・ド・バルベイラック(ベネディクト)、ステファニー・ドゥストラック(ベアトリス)、サビーヌ・ドゥヴィエル(エロー)ほかの配役での上演が発表された。 日本では1995年6月にパナソニック・グローブ座にて松岡究の指揮、松尾洋の演出、水島恵美、林正子、小林彰英、田代誠、星洋二、吉田伸昭らの歌唱にて東京オペラ・プロデュースによって上演された(1998年10月になかのZERO大ホールにて再演)。 2015年8月には「セイジ・オザワ松本フェスティバル」にてギル・ローズ(小澤征爾は怪我により降板)の指揮、コム・ドゥ・ベルシーズの演出により上演された。
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