三幻神
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 10:03 UTC 版)
「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」の記事における「三幻神」の解説
絶大な力を持つ3枚のカードの総称。3000年前の古代エジプトの神官・セトが残した壁画を見たペガサスが、そこに刻まれていた3体の幻神獣の絵を元に作り上げた。宇宙万物の両極性を象徴するとされ、この3枚のカードを全て手に入れたものは永遠不敗の伝説と共に決闘界の支配階級の頂点に君臨し決闘王の称号を得ると言われる。記憶篇でも登場し、三体は融合してホルアクティになった。なお、神誕生の経緯は語られなかった。本編内の三幻神カード共通の特徴は「三幻神カードを対象とした罠カードの効果は無効」、「魔法カードは発動したターンのみしか効果が無い」の2点。 オベリスクの巨神兵(大地の神) 劇中に最初に登場した神のカード。宇宙万物の両極性の象徴は明と暗。青い体と圧倒的な巨体が特徴。三幻神の中で唯一、4000ポイントという攻撃力・守備力の数字が固定されている。カード個別の能力として、自分フィールドのモンスター2体をリリースすることで、相手フィールドの全モンスターを破壊する。攻撃名は「ゴッド・ハンド・クラッシャー」、効果名は「ゴッド・ハンド・インパクト」。 オシリスの天空竜(天空の神) 二つの口を持った赤い龍のような姿をした神。宇宙万物の象徴は善と悪。自分の手札の枚数×1000によって攻撃力、守備力が増減するという特徴がある。カード個別の能力として相手プレイヤーがフィールド上にモンスターを召喚するたびに攻撃表示なら攻撃力に、守備表示なら守備力に2000のダメージを与え、その数値が0以下になったらモンスターを破壊する。攻撃名は「(超電導波)サンダーフォース」、効果名は「召雷弾」。 ラーの翼神竜(太陽の神) 3体の神の中で頂点に君臨するカード。宇宙万物の象徴は天と地。全身が黄金色の装甲で覆われており、竜と呼ばれるが鳥の翼と頭を有するその姿はむしろグリフォンに近い。普通に召喚された場合、スフィア・モードと呼ばれる球体で攻撃も守備も出来ない。カードに書かれた古代神官文字(ヒエラティックテキスト)の呪文を読み上げる事によって変形し戦闘形態となる。カード個別の効果は前述の古代神官文字を詠唱することを前提として3つ。 1.通常召喚した場合の攻撃力・守備力はリリースしたモンスターの合計値となる。 2.魔法カード「死者蘇生」を使用し、このカードを墓地より特殊召喚する。プレイヤーのライフポイントを1だけ残し、残りをすべて能力値に変換に加え、自分フォールド上のモンスターをリリースすることでその能力値を加算する(速攻能力〈特殊召喚した場合、即バトル可能〉を付与)。また、魔法カード「融合解除」でその時点での「ラーの翼神竜」の攻撃力の数値分、ライフポイントを回復させることも可能。 3.魔法カード「死者蘇生」を使用し、このカードを墓地より特殊召喚する。プレイヤーのライフポイントを1000支払い、相手フィールドのモンスター1体を破壊する(速攻能力付与)。 攻撃名は「ゴッド・ブレイズ・キャノン」(1と2の効果)、3の効果名は「ゴッド・フェニックス」。
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