三宮本店とは? わかりやすく解説

三宮本店

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 03:16 UTC 版)

星電社」の記事における「三宮本店」の解説

かつて全国一の売上誇り大型家電量販店先駆けとなった店舗である。 1971年昭和46年)に、本社を置く神戸三宮大型店舗開業させたのを機に家電量販店へと転換した1980年代には、現在はユザワヤ売却され建物に「南館カーサ」を開店家電以外の生活用品幅広く取り揃えるという東急ハンズ似た趣向模索した1994年平成6年3月12日には、「関西初のコンピューマート」として星電社パソコン関連売場名として長く使われた「PC-PORT」を開店今日大手家電量販店展開する総合性・先進性兼ね備えた売場作りなされていた。 阪神・淡路大震災前に総売上高42%を稼いでいた。 1995年平成7年1月17日阪神・淡路大震災により本館全壊したが、三宮周辺だけで約60億円に上る復興費用掛けて1998年平成10年3月に三宮本店を当時全国最大家電店として再建した。 しかし、再開初日入店待ち行列JR阪神元町駅までの約500mとの同社幹部予想反しわずか100m満たず来賓同業他社幹部から「こんな寂し開店日になるとはね」と云われるほどの来店者に留まった。震災後他店舗閉鎖したにも拘らず震災前42%から35%へと当社総売上高占める三宮本店の比率が下がり、売上回復できなかった。 こうした売上伸び悩みを受け、南館閉鎖して手工芸用品専門店ユザワヤ貸し出す など売場再編進められた。 神戸地方裁判所民事再生法の適用申し立てて破綻した後の2002年平成14年10月26日には地下1階地上1階映像ソフト品ぞろえ当時関西一という支援企業カルチュア・コンビニエンス・クラブ運営するレンタルビデオ店TSUTAYA」を開業させる形で改装してハードとソフトの連携相乗効果発揮させる複合型家電店として新装開店した2006年平成18年)には全面改装して家電製品中心とした生活空間づくりを提案する売場構成転換2008年平成20年)末から三宮本店の全フロア複数商品組み合わせたセット販売取り組むなど提案型の販売戦略の展開を他の店舗先駆けて進めた2009年平成21年7月3日ヤマダ電機フランチャイズ店切替えた際には当店のみLABI三宮としてLABI店名採用された。

※この「三宮本店」の解説は、「星電社」の解説の一部です。
「三宮本店」を含む「星電社」の記事については、「星電社」の概要を参照ください。

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