ヤマダ電機による買収と同社ブランドへの転換
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「ぷれっそホールディングス」の記事における「ヤマダ電機による買収と同社ブランドへの転換」の解説
2007年(平成19年)5月15日にぷれっそホールディングスの全株式をヤマダ電機が同年6月29日に取得して子会社化されることが発表されて同社の傘下に入った。 その後、まずサトームセンが2007年(平成19年)12月に駅前1号店をヤマダ電機LABIデジタル館に転換したのを皮切りに、同月22日までに既存の全店舗をヤマダ電機テックランドおよびLABIに転換した。2008年(平成20年)7月15日に法人は事業を停止、店舗はヤマダ電機直営となった。 続いて星電社も2009年(平成21年)7月3日より三宮本店がLABI三宮に、三宮本店以外の7店舗がヤマダ電機テックランドにそれぞれ転換して「せいでん(seiden)」ブランドによる営業を終了した(残り2店舗は7月20日までに閉鎖)。 これによって、ぷれっそHDが展開する独自の店舗ブランドは事実上マツヤデンキのみとなった。 そのマツヤデンキも、マツヤデンキCaDenの店名で展開していた店舗のうち2008年(平成20年)7月18日に北海道の3店舗をヤマダ電機テックランドに転換したのを皮切りに、同年8月1日に全国の16店舗、9月11日に大和高田店と同年中に20店舗をヤマダ電機テックランドに転換した。 その後もマツヤデンキでの新規出店もあり、ヤマダ電機ブランドとの共存状態が続いているが、2012年(平成24年)6月29日に鳴門店と浜岡店がヤマダ電機テックランドに転換している。 ぷれっそホールディングスとして経営統合後、グループ傘下にある店舗の大半は中ぐらいの大きさの風船(無地、白・赤・桃・青・黄・緑の全6色)を複数個、配置しておくことが多くなった。 なお、ヤマダ電機による買収後も仕入れ機能や本社業務などの事業運営は同社へ移管されて事業会社としての実態は消滅したものの、法人としてはそのまま存続して中間持株会社となり、サトームセン株式会社、株式会社マツヤデンキ、株式会社星電社の事業会社3社の株式を保有し続けていたが、2012年12月に清算し消滅。事業会社3社はヤマダ電機の直接の完全子会社となった。
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