ヤマダ電機との提携・子会社化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/11 21:21 UTC 版)
「KOUZIRO」の記事における「ヤマダ電機との提携・子会社化」の解説
一方、大手家電量販店のヤマダ電機は本体とOSで4万円程度の低価格パソコンの販売にも力を入れていたものの、自社のプライベートブランドは有しておらず、一時期はパーツと同様に各社のホワイトボックスブランドを取りそろえていた。 この中にフロンティア神代製のものが含まれており、フロンティア神代もヤマダ電機向けオリジナルモデルをラインナップに加えることになる。やがて、このヤマダ電機での取り扱いにおいては、廉価モデルだけではなく最新の3Dオンラインゲームに対応したデスクトップのハイエンドモデルやBTOも担うようになり、事実上、ヤマダ電機のパソコン部門のショップブランド的な存在として認知されていった。 他方、廉価モデルについては、純然たる自社製ではなく、同じくホワイトボックスの後発メーカーであるマウスコンピューターが製造したOEM品がラインナップに含まれていた時期もある。なお、マウスコンピューターは一時期ヤマダ電機で直接自社製マシンを販売しKOUZIROと競合する関係にもあったが、こちらはKOUZIROがヤマダ電機の子会社になった頃と前後してヤマダ電機での販売は打ち切られている。 このホワイトパソコン販売が契機となって、2004年1月、フロンティア神代はヤマダ電機に対して大幅な第三者割当増資を実施、ヤマダ電機の連結対象子会社となる。同年には社名をKOUZIROに改め、ロゴを一新。2006年に法人営業拠点を柳井本社と東京支店に集約した。
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