ロボット怪獣 ガメロット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/24 07:27 UTC 版)
「ウルトラマンレオの登場怪獣」の記事における「ロボット怪獣 ガメロット」の解説
第24話「美しいおとめ座の少女」に登場。 サーリン星ロボット警備隊の一員であったが、反乱を仲間とともに起こしたことでサーリン星の支配者となり、「逃亡したサーリン星人ドドルとその孫娘カロリンを探し、連れ戻せ」という警備隊の命令を受け、地球に現れる。機械的な音声で勧告するが、ゲンとダンがドドルとカロリンを逃がそうとしていることを察知し、即座に破壊活動を開始する。最大の武器は、胸部と背面上部についた計13個の紅いドーム状の球体から発射する赤色破壊光線で、基本的には前部7つの球体から発射した光線を結合し、1本にして発射する。特殊金属で覆われた機体はあらゆる衝撃を吸収するほか、頭と手足をボディーに格納した飛行形態で恒星間飛行を果たし、飛行形態のままでも体当たりや破壊光線といった戦闘をこなす。また、関節部のスプリングが強くジャンプも可能である。 その能力を利用し、強烈なパンチでレオを一撃でダウンさせ、ジャンプを織り交ぜたストンピングなどで圧倒するが、腰部にある機械部分にカロリンの体当たりによる自爆攻撃を受け、弱体化する。怒りに燃えるレオに形勢を逆転されて左腕をもぎ取られ、飛び去ろうとしたところにもぎ取られた左腕を足に投げつけられて墜落し、弱りきったところに弱点である顔をレオキックで頭部ごと刎ねられ、倒れて爆散する。 デザインは大澤哲三。造形では胸と背面に付いた丸いパーツは眼と同様に赤色に変更され、腹部のメカ部分もデザインよりもやや大きめとなっている。 爆発用のミニチュアも別に制作された。 映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』では、ベリュドラの右腕を構成する怪獣の1体となっている。
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