ルカの家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 08:53 UTC 版)
父 ルカの父親。テネル村役場課長。 スタンの封印された壷(彼曰く「人の運命を変える力を持つという『ポラックのツボ』にそっくりなツボ」)を拾ってきて、自作の魔法陣を使ってスタンの封印を解いた張本人。アニーの呪いを解くためにとルカにスタンの子分になることをそれとなく強要したり、嫌々ながら世界征服の旅に出る羽目になったルカを二つ返事で旅に出したりと、無責任な性格をしている。 役場では課長がいないと仕事がはかどると言われ、彼からもらった名刺はとあるイベントでネタに使われている。キスリングとは初めて会ったときからウマが合うことを感じ取ったらしく、「キーちゃん」「パパさん」と呼び合うなど、2人で部屋の中で怪しげな会話をしていた。 母 ルカの母親。専業主婦。 冒険家の家系に生まれたため昔は世界を旅していたらしく、ルカの父親とも旅先で出会ったという。 のんびりとした性格で、物腰が柔らかくおっとりとした口調で話し、非常に天然な性格をしている。 マルレインがルカの家に来た時に、ルカが王女に迫ったと聞くと「あんな気弱だった子が…」と言いながらルカを褒めたり、アニーに対してオンナの魅力をアピールする方法を常日頃言い聞かせたりと、恋愛や結婚といった面で非常にズレている。 また、マルレインには料理を教えたり、優しくしたりと何かと気にかけている。また、昔マルレインとよく似た人形を持っていたらしい。 アニー ルカの妹。 サーカスに出かけた夜、オバケに襲われ「パビリオンの呪い」にかかる。その呪いを治すため父親がスタンの壺を開け、その結果ルカの旅が始まることから、父共々、今回の物語の発端となった人物でもある。 スタンによってその呪いは治ったものの、その副作用として影が蛍光ピンク色になってしまった。しかし、同じ目に会っているロザリーとは対照的に、そのピンク色の影を自分の魅力を上げるために利用できないかと画策している。 かなりの美少女らしく、テネルの村では彼女に好意を寄せている男の子が複数いる。 ルカ達が冒険の途中に自宅に立ち寄った折にロザリーとも仲良くなり、ロザリーのことを「お姉さま」と呼ぶようになる。 祖父 ルカのおじいさん。 冒険家の家系に生まれたため、ルカの母親同様若いころは世界中を旅していたらしい。 祖母 ルカのおばあさん。 初めのうちは「えー、えー。そうですねおじいさん」としか喋らなかったが、わらしべイベントの最初のアイテムである「ただの小石」をルカに渡したり、とあるイベントでは唯一ルカの心配をしていたり、物語の重要イベントではっとするようなセリフをしゃべる。
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